治らない鬱病と貧血について

ここ15年ぐらい鬱病の方が多い。7-8割はBi-Digital O-Ring TestとEAT(Bスポット療法)で良くなるが、どうしても2-3割は治せない。分子栄養学の先生に送ったり断食など試すが、結果は芳しくない。こういう壁にぶつかったときはいつもチャンスで、今までキネシオテーピングを学び解剖でつまづき、解剖を学び行き詰まりBi-Digital O-Ring Testを学び、Bi-Digital O-Ring Testで答えが出ない方はEAT(Bスポット療法)で解決する場合があることを学び、EAT(Bスポット療法)で駄目な場合、栄養学で答えが出ることを学んだ。今回の鬱病で答えが出ない方の解決法を調べていく過程で、藤川徳美先生の著書が気になった。おっしゃっていることは「蛋白質」と「鉄」が足らないと病気は治らないということだが、普通蛋白質は「総蛋白 total protein」を血液で見るのだが、先生は「尿素窒素 BUN」で診るという。鉄に関してはヘモグロビン値で12g/dl以下、実際問題になるのは10g/dl以下で鉄剤が出る。しかし先生はフェリチン(貯蔵鉄)が大事だという。例え話で、「ヘモグロビンは現金、フェリチンは貯金。現金は持っていても使ってしまえばなくなる。貯金がないと困る。だからフェリチンが大事。」と教えて戴いた。これを学んでからよくならない患者の「尿素窒素 BUN」と「フェリチン」を調べだしたら、全員問題がある。現在数名に「尿素窒素 BUN」と「フェリチン」をあげるために「プロテイン」と「鉄剤」のサプリを飲んで戴いている。壁にぶつかる度に大きな学びが毎回ある。今回の結果も楽しみにしている。

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