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マウスピースとEAT(Bスポット療法)見直しの話

常連さんが久しぶりに頭痛が酷いという。この方は昔は慢性頭痛であったがEAT(Bスポット療法)のおかげでほぼ辛さはなくなっていた。こういう場合はまずマウスピースをしているか聞くのだが、この方は以前から使用しているので、すぐに原因がわからない。しかし話をしていくうちに、マウスピースは当院が勧めたBi-Digital O-Ring Testの専門医ではなく、今までのかかりつけの先生で、その先生は「マウス…

合わないマウスピースと不眠

常連さんが「ちょっと眠れなくて・・・。」と言う。身体を見たら典型的な首のゆがみがある。「マウスピースしていましたよね。」「はい。」「前回調整したのは何時ですか?」「調整?2年前に作ったままです。」「え、作りっぱなし?」「そうです。」「本来マウスピースは半年に1度、保険で作れる。僕は今まで4-5個作って毎月の口腔ケアは欠かしていません。マウスピースは形が変わらなくても歯が動いてしまうので、結局は合わ…

首のゆがみとマウスピース

鞭打ちや寝違いなどで首が辛いと言ってくる方は多い。肩や腕背中などを緩めて治れば良いが、どうしても首の一ヶ所だけ(下図参照)取れないという方がいる。そう言う場合は顎関節を治療するとうまくいく。マウスピースを装着することだ。マウスピースは数ヶ月に1度ぐらいは調整して頂くといい。歯の高さが変わったり、移動したりしてマウスピースが合わなくなる。歯ぎしりや噛みしめる癖のある方も歯からの影響で、首は簡単にゆが…

アトピー性皮膚炎とマウスピース

前回は癲癇に関して書いたが、アトピー性皮膚炎も治療法は同じである。40年間治らないという方も、ネットで調べBi-Digital O-Ring Testにたどりつくと来る方がいる。アトピー性皮膚炎の場合は得にフードチェックが大事である。長患いの方はこんなに食べられる物が少ないのかと驚かれる。概して和食は安全だが、大豆や納豆、野菜に反応する方もいる。乳酸菌を使い体調が良くなると、段々食べられる物が増え…

EAT(Bスポット療法)+鼻洗浄+マウスピース+口テープでワンセット

EAT(Bスポット療法)は何回か書いている。今まで中々改善しなかった症状を治癒に導いてくる。鼻や噛み合わせ、腸の治療の重要性を益々感じるが、EAT(Bスポット療法)と鼻洗浄、マウスピースと口テープ(優肌絆)でワンセットだと思っている。目的は強制的に口呼吸から鼻呼吸への変換である。EAT(Bスポット療法)は通える方でも週に一度なので治療としては足らない。先生から塩化亜鉛をもらって自分で塗るように指導…

マウスピースについて

以前から歯科治療の重要性は書いている。 中々改善しない首や肩の症状、頭痛に鼻に耳の症状もマウスピースを使って、噛み合わせで良くなることは多い。 最近は鬱病の方はまず、歯科を受診して戴く。 当院に来られて話を聞いて全身状態を診て、まず歯医者である。 これには理由があり、以前首の悪い方の治療を丁寧にしていたときに、たまたま通っていた歯医者で噛み合わせをいじられた途端、今までの首の治療が全て駄目になって…

口腔内総まとめ

私は歯医者ではないので歯科領域の専門の話は出来ませんが、普段の臨床で気になっている口腔内の話をします。 顎関節と首のゆがみ-これは何度も書いていますが、首が辛い患者さんの治療をした後、歯医者に行かれると簡単に首の筋肉の状態が変わってしまいます。これは首の筋肉の支配権を歯が持っていることを意味します。もっと正確に言うと、「噛み合わせが首の筋肉に影響を与える」という事です。最近は首のどこが硬いと噛み合…

鬱病総まとめ

当院は鍼灸院なのに鬱病患者が多いです。一つの理由はBi-Digital O-Ring Testで頭や全身状態を診れるからです。 次に頭への血流改善のために「マウスピース」「鼻炎」に対応してくれる医者と提携している事も大きいと思います。 よく患者から、「鬱病の場合、鍼はどこに打つのですか?頭、首?」とか聞かれますが鍼で治療している患者は少数派です。 当院のブログを読んでくる方は多いですが、試しにうち…

頭痛総まとめ

頭痛についてはまず下記のことをチェックしなければなりません。 まず頭と首のCT・MRI(場合によっては造影剤で血管撮影)で腫瘍や血管の問題の有無を確認します。そこで問題が見つかれば専門医が対応してくれます。 鼻炎を調べます。出来ればEAT(Bスポット療法)の専門医に内視鏡を使って調べてもらいます。当然、上咽頭炎もチェックです。 噛み合わせの専門の先生に診て頂き、マウスピースや顎関節の治療を行います…

首総まとめ

首についてはまず下記のことをチェックしなければなりません。 腕のこり 寝違いの反応点 首のゆがみ-噛み合わせ 鼻炎 頭の荷重 首の横の筋肉(胸鎖乳突筋)の緊張 まず「腕のこり」ですが、この部分はかなり硬くなっても自覚症状が出ません。腕は「使い過ぎ」か「ストレス」しか硬くなりませんから、パソコンやスマホ、力仕事などで必ず硬くなります。また身体にストレスがかかると心臓が血管を締め、心臓から遠いところに…

1年後に同じ症状で来た人

1年前に下記の症状を持った方が来た。少し列挙してみる。 腕のこりが酷く原因はパソコン病(自覚が出ないところ)とストレス 鞭打ちの後遺症の反応があり首がおかしいと予想できる 胸骨のゆがみがあり、首肩の痛みが長引いていることが予想される 喘息の反応点がある ヤダモン君の反応がある(仕事をしたくない) 首のゆがみがありマウスピースは必要 甘い物取りすぎで左の背中が硬い-「砂糖は麻薬」と指導 眩暈があるの…

ブログ諺⑩-鬱病は腕から治す

これはあまり聞いたことがないと思います。鬱病の方は頭に血行不良があり、頚を患ってしまうとどうしても悪化しやすくなってしまいます。では頚を悪化させるものは何でしょうか?答えは、「噛み合わせ」「鼻炎」「腕のこり」です。「噛み合わせ」は歯医者に送るので、マウスピースを作ってもらって終わり。「鼻炎」はEAT(Bスポット療法)で耳鼻科に送って終わり。「腕のこり」は我々の仕事です。しかし困った事に腕は自覚症状…

当院の強み

時々患者さんから、「先生のところは鍼灸なのに、何で色々な病気の患者が来るの?」と言われることがある。確かに鍼灸なのだから、腰や膝ばかりと思っている方は多いだろう。しかし実際は鬱病、アトピー性皮膚炎、鼻炎、がんと整形領域以外で通っている方は多い。これには理由があって、私が全て治せるわけではないが、長年の経験と人脈でその道のプロの先生と交流があるからである。 詳細は「近郊医療機関一覧」をご覧頂きたい。…

鬱病への道

今日来た若い女性は以前から頭痛があり、原因は首のゆがみが関わっているとわかったので、EAT(Bスポット療法)とマウスピースを勧めていた。身体全体にはストレスが強く、腕や脛が硬い事も頭痛には悪影響である。そんな状況だとよく女性は心を満たすために甘い物を必ず食べる。それも中毒的に。そうなるとお腹周りが太ってきて、足への血流が落ちるから、歩きたがらない。今までのピッタリした服など入らないと又甘い物を食べ…

ブログランキング5位~9位

ではブログランキングの続きを書いてみたい。 5位 歯を治すと扉が押せる話(鞭打ちの後遺症のツボ) 6位 スタマックライン 7位 首のゆがみとマウスピース 8位 胸骨のゆがみ(胸の真ん中の痛み) 9位 胃薬について まず5位の「歯を治すと扉が押せる話(鞭打ちの後遺症のツボ)」であるが、病院勤務時代に救急外来にいたので、交通事故で鞭打ちの方はよく来た。こちらがリハをやっていると、ある時腕の外側の硬い方…

脳卒中のあとの顔面のシビレ

今日来た方は脳卒中の後、顔面のシビレが取れないという。話を聞くと倒れてからもう1年が経っていて、血をさらさらにする薬程度しか出ていないという。中々こういう顔面のシビレは病院は苦手である。では我々に何が出来るか思いつくままに書いてみたい。 EAT(Bスポット療法)-これは上咽頭という鼻の奥に炎症があると免疫は下がるし、体力は上がらず、ウィルスが暴れやすくなってしまうので、鼻の自覚症状がない方でも一度…

部署が変わって鬱病になった話

長年仕事をしていると、社内で部署が変わっただけで鬱病になる人がいる。ある営業が得意な女性は、お客様相手に販売するのが大好きで全国を飛び回っていた。成績が上がり部下も増え、ある時会社から、「代理店の責任者をやってくれ」と言われ、引き受けたものの、仕事の内容が事務処理ばかり。全くお客さんと触れなくなり、鬱病になってしまった。話を聞きながら、「あなた元の仕事に戻りなさい。そうすれば治るから。」という話を…

顔色が悪いと言われて

今日初めて来た方は、「ここ2年位顔色が黄土色になることがある」と言う。こういう場合はまず、肝機能(黄疸)や乾皮症(みかんの食べ過ぎ)を疑う。しかし話を聞いたら、血液検査で何も引っかからないという。そうなると遺伝的なもの、「先祖は北欧系の方はいないか?」と聞いても、「いない」と言う。あとは「アトピー性皮膚炎」や「腸炎」「自律神経失調症」を疑う。「どんな時に黄土色になるの?特徴は?」と聞いたら、「不眠…

目がつる

常連さんが目がつると言う。時々痙攣もするし、上手く閉じられないという。こういう話を聞くと、「眼瞼痙攣」「眼瞼下垂」などとすぐに病名を考えてしまう。少し考え方を披露したい。 脳が原因-CT、MRIで血管も調べてもらう。 顎関節が原因-歯医者で噛み合わせとマウスピース 耳や鼻の炎症-これは調べればすぐにわかる。EAT(Bスポット療法)は有効。 三叉神経痛・顔面神経麻痺-鍼や薬で対応 こんな事がすぐに思…

良い治療をかき集める

例えば喉が悪いとする。耳鼻咽喉科で治れば良いが、治らない方は大勢いる。そんな時はどう考えればいいのだろうか。私ならまず周辺を疑う。考え方を列記をしてみたい。 喉の支配神経を疑う(自律神経-迷走神経) 周辺の筋肉の凝り-胸鎖乳突筋など 血流の問題-血管を調べる 頭のCT・MRI 鼻炎を疑う-EAT(Bスポット療法) 顎関節症-マウスピース 蝶形骨の治療 効くかどうかはわからないが、辛い所に鍼 逆流性…