キーワード マウスピース

鬱病は腕から治す

今日来た方は身体を腕を触っただけで、「タフな方」「根を上げない」「パパ似」「厳しく躾けられた」「腕のこり30年」「鬱病」「姉がいない」と解った。詳細は割愛するが、特にこの「姉がいない」は特徴的で歯医者に聞くと、「長女は皆噛みしめて生きているからすぐわかる。」という。まず腕は「使う」か「ストレス」しか硬くならない。この方は経理の仕事で日に13時間パソコンを使っているという。我慢強いこともあってそんな…

勝手に良くなった方

常連さんの紹介で、腕や坐骨神経の痛みが治らない方が来た。話を聞くと、「今まで数件回ったが、すぐに戻ってしまう。全然良くならない。」と言う。身体を診ると「我慢強い」「根を上げない」「病気は仰山にしろ」「飲酒が多い」「噛み合わせにマウスピース」の問題点があったので、関連の話しかしていない。3回治療して3割楽になったという。1回の治療で1割取れればあと7回やれば全治である。しかし私からするとそんなに効く…

声がれを胸で治療する話

こういう仕事をしているとプロの方で、「明日本番なんだけど何とかして。」と言ってくる方が時々いる。芸能や歌、スポーツと幅は広い。今日来た方は歌手で声が出にくいという。多少の声帯炎はあるものの、今からでは病院は間に合わない。我々に出来ることは何かを考えながら、全身を拝見した。まず気になったのが「首のこり」「首のゆがみ」「左胸の筋肉」と「左腕のこり」。これは数年以上前から身体に左右差があることを意味する…

83才で頭に100本鍼を刺す

常連さんのお母さんが、身体がだるくて眠気が取れないと通っている。身体を拝見しながら胃炎はあるし、投薬は多いし、顎関節に問題はあるし、便秘はあるし、終いには無呼吸症候群まで見つかった。以下は治療法である。 1.薬が多すぎたので医者と交渉して減らしてもらったら、胃炎が治って食欲が出た。 2.頭の血流を上げるためにマウスピースを作ったら思いのほか調子が良い。 3.頭の血流を上げるために頭に毎回100本鍼…

「眩暈」「立ちくらみ」「動悸」で耳鼻科受診の話

常連さんのご主人が、「最近、眩暈、立ちくらみ、動悸が起こる。すーっと立った時に良く起こる。動悸は5秒程度なのだが心配で頭のCT・MRI、心臓まで調べたが、何も出ない。」と言う。「それは耳鼻科に行くんです。」「え、耳鼻科?」「はい、立って起こる動悸は首の動脈が硬いか、鼻炎持ちです。おそらく耳にも影響しているのでしょう。急に立って心臓は血液を脳に送らなければならないのに、鼻炎や耳の調子が悪いと、眩暈、…

どうもまず疑う性格が治らない

治療の世界に身を置いて40年経つが、どうもまず疑う性格が治らない。 これは大分昔の話だが、大きな企業の社長が、「仕事柄どうしても病気になれない。どうしたら良いのか?」と言われ、当時はある有名病院における人間ドックによる検査が、一番精密だと言われていたのでそこを薦めた。 検査ではたいして異常は見つからず、社長はやれやれといった感じだったが、それから数年後に脳出血を起こした。 こちらにしても青天の霹靂…

歯科連携

最近は単純に腰痛という方が少なく、アトピー性皮膚炎、鬱病、鼻炎、胃腸炎がらみの方ばかりである。 腰痛なのに胃腸の話をしたり、首のゆがみに噛み合わせやマウスピースの話、EAT(Bスポット療法)の話までしている。 特に首のゆがみには苦い思い出があって、以前ある患者さんが当院で首の治療をした後、歯医者に行ったらすぐに悪化して、我々の治療のもろさを露呈した。 それから鬱病患者も鼻炎と噛み合わせだけでかなり…

先生の健康法は何ですか?

仕事柄、患者さんに身体に関して色々と言っていると、「先生の健康法は何ですか?」と聞かれる。 健康オタクの患者さんからすれば、その程度しかやっていないのですか、と言われるだろうし、身体のことを何も考えていない方から見ると、そんなにもやっているですかと言われるかもしれない。 日常生活事にまとめてみたい。 目が覚めたら考えていることはいかにお腹をスッキリさせるかだけである。習慣でエメラルドコーヒーを一缶…

首とピロリ菌と大腸ポリープ

首の痛みで来た人がマウスピースとEAT(Bスポット療法)で徐々に良くなってきた。しかしマウスピース3回目の調整のあとで、今度は装着すると首に痛みが出るという。おかしいと思って話を聞いたら健康診断で胃のピロリ菌と大腸ポリープが見つかり、大腸ポリープを4つ取ったという。その後で胃のピロリ菌除菌をして、腸の調子が悪いと言う。ピロリ菌除菌は抗生剤を2剤1週間も連続投与するので、腸内細菌がやられてしまう。そ…

筋肉の質と関節

今日紹介できた腰痛の方は、瞬発力があり抜群に筋肉の質が良い。おそらく100人中、1-2番である。ただし、筋肉の強さと比べて関節が弱い。こういう場合何が起こるかというと、思いっきり筋肉を使うと関節を壊す。学生時代何をやっていたが聞いたら、「サッカーと剣道」と言う。剣道では関節は痛めないだろうから、サッカーでは痛めたのではないかと聞いたら、「右半月板と両足首の靱帯をやってしまった。」と言う。やはりと思…

耳の病気と顎関節

常連さんが耳の調子が悪いという。話を聞いてみると以前も調子が悪いことがあり、近くの耳鼻科で治してもらったという。前回の時と同じ処方が出て、「耳の病気(難聴、眩暈)は時間との勝負です。発症して早ければ早いほどいい。症状が出た次の瞬間に耳鼻科にいるぐらいがいい。中々こういう事は世間には伝わっていなくて、耳鼻科にいくと、『どうしてもっと早く来なかった。早くくれば治ったのに・・・。』と言われてしまう。そし…

身体の貯金

常連さんが病気の治療ではなく、予防で通っている。EAT(Bスポット療法)に鼻うがい、マウスピース、口腔ケアに減量、適度な身体のメンテに医療情報収集、今日身体を診たら少し踵が痛いというので、feet inを紹介した。これで中敷きも出来、乳酸菌も飲むという。どこまで身体の貯金を増やすのかと思うが、この医療格差は大きい。この方には「人が死ぬのは1位ががん、2番3番が脳や心臓の血管、4位が肺炎、後は不慮の…

年を取って元気に生きる方法を教えて

常連さんが、「定年後少し元気がなくなってきた。元気に生きる方法を教えて。」と言う。いくつかポイントがあるのでお話したい。 体重を20才の時に戻す-中年太りの方が多いので、糖尿病対策 胃腸を整える-胃腸が駄目になると途端に元気がなくなる、乳酸菌を摂る 口腔ケアをする-マウスピースや歯周病のチェック ウィルス対策をする-荏胡麻(エゴマ)などがお薦め 友人と遊ぶ-男性の場合は定年後は友達を作れない、しゃ…

どうして先生のブログに頭の具体例がないのですか?

長年ブログを書いているとファンというか、マニアの方が増える。今日来常連さんから、「どうして先生のブログに鬱病、認知症など具体的な話が書いてないのですか?治療していますよね。」と言われ、ビックリしてしまった。理由は簡単で鬱病でも他の頭の病気でもBi-Digital O-Ring Testを使わなければ全く病状が掴めない。しかしこのBi-Digital O-Ring Testを説明するのが大変である。…

ネットワーク論その2

前回のメルマガ配信の続きでネットワーク論その2を書いてみたい。 「鬱病と鼻炎」 最近、鬱病患者が多いが必ず「鼻」「歯」「腸」をチェックする。 「鼻炎・EAT(Bスポット療法)」「歯周病・マウスピース」「乳酸菌・フードチェック・断食」に取り組むわけだ。 まず鼻炎だがこれは自覚症状のない方でも必ず調べてもらう。 上咽頭と言って空気を鼻から吸い込んだときにコツンとぶつかる所に炎症があると、ことごとく病気…

結局は粘膜と噛み合わせの問題

常連さんが、「最近眼は腫れるし、痙攣するし、皮膚はかゆいし、噛み合わせも気になる。脚はムズムズ、喉の調子も悪い。胃もいまいちで膀胱も調子が悪い。色々ありすぎるので最近は医者から『心療内科で診てもらったら?』と言われている。眼医者、皮膚科、歯医者、耳鼻咽喉科、消化器に整形、泌尿器と心療内科、忙しくて困る。」と言う。しかし話をよく聞くと「粘膜とウィルス」と「噛み合わせ」の問題である。免疫が下がり粘膜の…

いびきについて

常連さんからいびきについて色々と相談された。少しまとめてみたいと思う。 まずいびきで1番有名なのは「池松いびき研究所」である。 テレビの取材記事も参考になる。 次に無呼吸症候群がないか調べてもらう。(睡眠総合ケアクリニック代々木)一晩検査に入院が必要。 鼻炎を治す。EAT(Bスポット療法)も含め、副鼻腔炎、後鼻漏、扁桃腺肥大を調べ治す。 肥満対策、飲酒制限 いびき防止グッズを試す 喉の前に数十本鍼…

膝がザワザワする方達へ

時々、膝が痛いのではなくザワザワすると言う方が来る。どんなことを考えながら治療すれば良いかというとポイントは3つある。 1.自律神経の交感神経優位の場合があるので、マウスピースなどで過緊張を落とす。 2.粘膜(鼻、喉、皮膚、痔)が弱いと起こることがあるので、まずはEAT(Bスポット療法)をやって痔などはちゃんと治す。 3.症状を出している犯人はウィルスなので、抗ウィルス作用のある物を使う。EPA、…

肩を楽にする方法

薬剤の専門家が、「肩をまとめて楽にする方法はない?鍼灸はピンポイントだし、マッサージ以外の方法で。」と聞いてきた。「基本的に我々の治療は刺激療法です。だから『どんな刺激』を『どれだけ』がポイントです。まとめて楽にするのにミオナール(筋弛緩剤)を毎回使うのも嫌だし、ピンポイントでなければカッサ療法と言って皮膚を擦る治療はあります。少しミミズ腫れを起こしてそこを修復する際に、肩こりも良くなってしまうと…

2年間止まらない咳

今日来た患者さんは2年間咳が止まらないという。何箇所も耳鼻科や内科、呼吸器科に行き、色々な薬が処方されたが全く効かないという。さすがに焦り、断食にアロマとやってもダメだという。ネットで調べ尽くし、上咽頭炎が当てはまることがわかり、EAT(Bスポット療法)を受けているという。そして、「上咽頭」「鍼」で検索されて当院に来られた。話を聞きながら知識の深さに驚いてしまった。何種類か効果のありそうな、「鼻う…