キーワード マウスピース

自力で治した鬱病

1年前に母親に連れられて学生が鬱病で来た。鼻炎や顎関節などの問題があったので、どうすれば良くなるかの治療法の話だけしてその後来なくなった。どうしているのかと思っていたら突然来て、「何か調子が良いんです。調べて下さい。」という。Bi-Digital O-Ring Testを使って調べたら、殆ど正常値、治っている。特にセロトニン(幸福物質)の値が異常に高かったので、「どうやって良くなったの?」と聞いた…

受け身の治療の現界

以前、高身長と血流で書いたが背の高い男性で頭が回らないという方は多い。乳酸菌にEAT(Bスポット療法)、マウスピースや按腹、温熱など色々とやるのだが、初めのうちは効果を上げても段々効かなくなることを経験する。そういう方にBi-Digital O-Ring Testを使って心臓を調べるとわずかだが血行不良が反応する。こういう場合は発汗を指導するのだが、お風呂だけでは足りないケースが多い。自ら運動をし…

全然良くならない足のつり

年配の女性が足がつって困るといって通っている。以前足がつることに関してツムラの68番が良いことは書いたが、毎晩飲んでいるが効かないという。詳しく調べてみると両足つるという。そして左足首の違和感があり、左坐骨神経痛もある。左右のふくらはぎには明確に拘縮(こうしゅく-筋肉が硬いところ)があり、ほぐしても全然ほぐれない。足首が気になって足のクリニックを勧めた。そして少し治療法を変えて左ふくらはぎだけにキ…

眩暈(めまい)の原因-耳石(じせき)について

眩暈(めまい)を訴えてくる方は多い。良性発作性頭位めまい症という病名があって、耳の中の石が三半規管に入り込み、めまいを起こす。発作時間は短いまだが坐っていた立つときとか、頭の位置によって石が動き、眩暈が起こる。朝、目が醒めたときに少し右を向いたり、左を向いたりすると楽になる。医者に行くとメリスロンなどの薬が出る。売薬ではトラベルミンが効く。専門の先生が耳石を安定した場所に移動させるための体操、運動…

頭痛はどうやって治すのですか?

友達に頭痛持ちがいるので診て欲しいという。「先生の所では頭や色々な所に鍼を刺すのですか?」と聞かれたので、ポイントは3つという話をした。 鼻炎を確認してEAT(Bスポット療法)を受けてもらう 顎関節をマウスピースで調整する 腕や脛をほぐし、首のゆがみを調整する こう答えたら、「鍼は使わないのですか?」という。もちろん使う場面はあるが、頭痛だからといって必ず使うわけではない。頭痛は結果で何か悪い原因…

結果が出ないときはガラガラポン

地方からやる気が出ないと言って通っている方がいる。あの手この手とやって何とかしのいできたが、最近が最悪だという。こういう場合いつもガラガラポンをして身体の反応を見ることにしている。この方はEAT(Bスポット療法)に鼻洗浄、マウスピース、胃のお灸に乳酸菌、食生活を正し、お腹を温めている、足湯で発汗をしている。患者としては優等生である。しかし75才という年齢もあり、一つの治療で効果が長く続かない。まず…

アトピー性皮膚炎と羽布団

なかなか治らないアトピー性皮膚炎の方の中に、原因が羽布団という方がいる。昔なら皆、綿の布団に寝ていたが今は手軽に羽根の布団もジャケットも買える。アトピー性皮膚炎の治療でマウスピースやEAT(Bスポット療法)、腸を元気にしても、布団で直接触れる手足は炎症が起こってしまう。普段羽根のジャケットを着ていて寝るときに羽布団では、アトピー性皮膚炎は治らない。食生活も生活環境もそうだが、便利になればなるほど、…

頭を良くする秘策

遠方から頭が働かないと通っている方がいる。医者で認知症関係の薬を試すのだが、ことごとく調子が悪いという。マウスピースやEAT(Bスポット療法)、乳酸菌などで大分回復したものの、最近落ち込んでいるという。回数通うから奥の手を出してくれと言う。そう言われるとこちらも考える。思いつくままに少し書いてみたい。 まずは頭の神経伝達物質の量を測り、全身の免疫も含め現状を把握する。 漢方薬でいいのがないか調べる…

癲癇(てんかん)の治療に関して

Bi-Digital O-Ring Testをやっていると時々、癲癇(てんかん)の子供を診る。ある程度下記のような特徴があるので少しまとめてみたい。 頭に重金属の沈着が見られる-アルミ鍋やアルミ缶ジュース、歯の詰め物-治療には中国パセリ 活性酸素のレベルが高い-8-OH-dG-治療にはスプリングティー 腸管免疫が弱い-頭のアセチルコリン・セロトニン・ドーパミンの低下-治療には乳酸菌 頭部にウィルス…

鬱病が断食で治らない理由

長年治療をしているとどうしても難しい方が増えるので、自然と断食の勉強もするようになる。本を読めば読むほど断食が万能という感じになるが、しかし患者を送っても中々結果が出ないことがある。初めのうちは断食の日数が足らないとか、何回かやるうちに効果か出ると思っていたが、EAT(Bスポット療法)やマウスピースに患者を送っているうちに、治癒率が違うのと鼻と噛み合わせだけで良くなる患者がいることがわかり、断食よ…

何をやっても治らなかった胃炎の治療法

私も色々と治療の話を書いているので、胃炎で検索してくる患者さんがいる。話を聞くと何をやっても治らないという。では当院の考え方を言いますと言って下記の話をした。 EAT(Bスポット療法)-胃腸障害は免疫と粘膜が弱いのでその対策 マウスピース-少し神経質で細身の胃腸障害の方は交感神経優位、すこし顎関節を治療して副交感神経優位にする 足湯-パナソニックのスチーム足浴器の話 胃薬の選定 乳酸菌 胃への温灸…

ツボの使い方とお膳立て

鍼の免許を取り立ての頃は、風邪の時に何処に鍼を打てば良いのか色々な参考書をもとに治療していた。結論から言うとあまり効かない。きっともっといいツボがあるはずだと勉強しても、治療効果がどうしても上がらない。今から考えると実に浅い考え方であるが、当時は真剣である。では何が問題なのか、お膳立てされていないのである。例えば風邪の時なら、胃腸の問題を取り除き、骨格のゆがみを治して、顎関節を整えてから問題の所に…

耳鳴りの治療-合わせ技一本

以前から耳鳴りには手こずっていると書いている。今日来た方は合わせ技一本で耳鳴りが殆どなくなったという。下記はその治療経過である。 乳酸菌 荏胡麻(エゴマ) マウスピース 水抜き剤 EAT(Bスポット療法) 首のゆがみの矯正 この方はがんをやっているので、乳酸菌は外せない。耳の症状は殆どウィルスなので、荏胡麻を飲んでもらった。顎関節と耳の関係はよく知られている。耳の病気は水腫との関係が深いので、水抜…

役者の予防法

役者として活躍している方が、本番中風邪を引いて困ったことがあった。少し強めの薬を出して戴いてその時は何とか乗り切ったが、その後背中を痛めた。喉と背中の痛みが本番中に出たら仕事にならないので、3つの予防法を伝えた。 1.EAT(Bスポット療法) 2.口テープ(優肌絆) 3.乳酸菌 患者さんは全く別の事をイメージしていたみたいで、「背中の痛みと乳酸菌はどういう関係ですか?」と聞いてきた。EAT(Bスポ…

扁平足と皮膚炎

背中の皮膚炎がなかなか治らない方の足を診ていたら、片方だけ扁平足だった。気になったので周辺を調べたら扁平足側の内くるぶしだけ、皮膚炎がある。話を聞いたら、このくるぶしの皮膚炎は薬を塗っても全く治らないという。背中の皮膚炎と連動しているか聞いたら、全く連動していないという。長年の経験でこんな所に大元の皮膚炎を治すきっかけがある。片方だけ扁平足というのはおかしいので中敷きを作るよう指示し、その後でマウ…

ごちゃ混ぜと1つのルール

不眠症や過食症、鬱病など最近多いが、「鼻」「歯」「腸」の治療の重要性は以前から書いている。特にマウスピースは外せない。自律神経をコントロールするのに顎関節は大事なところで、そこが不具合では治らない。しかし装着するとかえって症状が酷くなる方がいる。日中はともかく夜間はマウスピースを装着して戴くよう歯医者で指導されるのだが、夜間の装着を嫌がると結局何もしないのと同じになってしまう。これは困るので、患者…

手の震えに関して

数年前に転倒事故で脳挫傷を起こした方が、最近手が震えるという。転倒事故の後、左半身が冷え、左手のシビレが強いという。当然頭が原因と疑うが、何度調べても頭のCT、MRI、脳波に異常が出ないという。検査で全てが引っかかるわけではないが、最近震えが酷いので調べて欲しいという。Bi-Digital O-Ring Testを使って調べたら、右の後頭部と左首の後ろに異常部位を見つけた。これは転倒事故による鞭打…

「鼻」「歯」「腸」で難病治療

仕事柄中々症状の改善しない方達を抱えている。 そういう方達の共通の特徴はないか調べてみると「鼻」「歯」「腸」が悪い。 以前は鼻に関しては耳鼻科で問題がないか調べて戴いた程度だったが、EAT(Bスポット療法)のことを勉強してからは鼻洗浄と口テープ(優肌絆)による鼻呼吸まで指導している。 とにかく鼻が治らないとその影響力は大きく、頭の治療など殆どうまくいかない。 次に歯であるが、これは口内炎にしても歯…

腸のスイッチ

70代男性で後片付けをしたいが頭が働かないから治療して欲しいという方が通っている。 頭の治療は基本的に頭に鍼を打ったり、首のゆがみを治したり、顎関節を改善するためにマウスピースを作ったり、鼻炎をチェックするのが定番である。 次に腸の治療である。 フードチェックや乳酸菌はもちろんだが、按腹や温熱(ホットパックや温灸器)はかかせない。 そしてそれでもだめなら断食である。 出来なければ減食だけでも違う。…

鬱病

インターネットの発達と共に、鬱病の患者さんが増えている。鍼灸院にいきなり鬱病でくる方は少ないが、腰痛が良くなった後で、「実は・・・」と言ってくる。西洋医学的には頭の血流やセロトニンをどうするか、眠れるようにするという視点だけのようである。Bi-Digital O-Ring Testで調べると鬱病は前頭部にウィルスの感染を認める。東洋医学的には「首のゆがみ」「マウスピース」「EAT(Bスポット療法)…