キーワード 三叉神経痛

本格治療を決めた歯医者の指導

常連さんの奥歯が痛み、頬まで辛いという。これは歯の炎症で三叉神経痛が出ているので、普通は奥歯を抜くしかない。歯でも何でもそうだが、先ず初めに手術を避けてという心理が患者にはある。気持ちは分からないでもないが、股関節などは手術成績が良く、やった方が殆ど、「もっと早くやれば良かった。」と言う。歯も似たような所があり、抜けば辛い症状はなくなるのに、抜くともう歯は生えてこないことを理由に抜かずに頑張る人が…

目がつる

常連さんが目がつると言う。時々痙攣もするし、上手く閉じられないという。こういう話を聞くと、「眼瞼痙攣」「眼瞼下垂」などとすぐに病名を考えてしまう。少し考え方を披露したい。 脳が原因-CT、MRIで血管も調べてもらう。 顎関節が原因-歯医者で噛み合わせとマウスピース 耳や鼻の炎症-これは調べればすぐにわかる。EAT(Bスポット療法)は有効。 三叉神経痛・顔面神経麻痺-鍼や薬で対応 こんな事がすぐに思…

フェイスラインと顎関節

常連の女性が、「少し左のフェイスラインが気になる。」と言う。本来であればそこに鍼やマッサージをして終わるのだが、この方は顎関節症がありマウスピースを歯医者に依頼してあったので、合わないのかと思ったら最近調整したばかりだという。詳しく話を聞いたら、「かなり以前から左だけで噛む癖があり気になっていた。」と言う。こちらにしてみたら顎関節から来る首の症状は、歯医者がやってくれているからいいと思っていたが、…

口の中に鍼を打った話

最近通っている患者は坐骨神経痛や自律神経失調症、顎関節症と少し手強い。顎関節症は専門の歯医者を紹介しようと思って伝えたら、間違って違う歯医者に行って口の中に鍼を打たれたという。ビックリして大丈夫でしたかと聞いたら、「2回口の中に打ってもらってとても調子が良い。」という。私など40年もこの仕事をしていて今まで3回ぐらいしか口の中に鍼を打ったことがない。それも患者から頼まれて、顔面神経麻痺と三叉神経痛…

藍について

Bi-Digital O-Ring Testではよく藍が出てくる。 藍は藍染めの藍で、昔から、「藍染め職人は風邪を引かない。」とか、「冷え性や肌荒れに効く。」と言われてきた。 また衣類の保管にも防虫効果の高さは知れ渡っていた。 高価な着物は藍の風呂敷に包んでいたという。 元々抗菌効果が高く呼吸器や肌荒れにいいが染料として多く使われている。 薬用としてフグ毒などの解毒や解熱剤としても使われた歴史があ…

身体の中の監視役

昔なら、三叉神経痛の治療で8割は取れたが、中々完治しないと言われれば、残り2割をどうしようかと考えていたが、最近はそのままがいいですと言うことにしている。 もちろん病気は完治した方がいいのだが、その方の性格によっては少し痛みが残っていたぐらいの方がいい方がいる。 何でも挑戦、達成という性格の方は、体力のレベルが10の時、治療して13になると15の無理をする。 今度は18のレベルに持ってくると20の…