キーワード 糖尿病

高血圧・糖尿病・腎臓病と生き方

以前、安保徹先生から教えて戴いた事で書いたが、過酷な生き方で病気になる。高血圧や糖尿病があり、血管を痛め続けると腎臓を痛めやすい。理由は心臓からの血液は大きな圧力で直接腎臓に行くので、腎臓の細い血管に負担がかかるからである。そんな持病を持った方が、仕事で責任感が強く真面目だと常に交感神経優位になり、益々病気を促進してしまう。安保先生も、「突然なる腎臓病は過酷な生き方が原因。」と教えて下さったが、腎…

明確に身体が反応する「生ビール、焼肉、赤ワイン」

以前が学会で、「外食で一番悪いのは生ビールと焼肉、一番いいのは焼酎と青みの魚。」と教わった。ある常連さんが最近足が痛みどうも運動と痛みが連動しているのではなく、食生活と連動しているようだという。何を食べると痛むのか聞いたら、「生ビール、焼肉、赤ワイン」と言う。どうしても人と食事となると肉は増えるし、ビール・ワインもすすむ。気持ちは分かるが私自身ビールは好きなのだが、やはり毎日飲んでいると内科の先生…

年を取って元気に生きる方法を教えて

常連さんが、「定年後少し元気がなくなってきた。元気に生きる方法を教えて。」と言う。いくつかポイントがあるのでお話したい。 体重を20才の時に戻す-中年太りの方が多いので、糖尿病対策 胃腸を整える-胃腸が駄目になると途端に元気がなくなる、乳酸菌を摂る 口腔ケアをする-マウスピースや歯周病のチェック ウィルス対策をする-エゴマなどがお薦め 友人との遊ぶ-男性の場合は定年後は友達を作れない、しゃべって舌…

認知症と口腔ケア

先日学会に出ていたら認知症専門の先生が、「認知症の薬はことごとくうまくいかない。製薬会社が撤退している。治せないなら少しでも悪化させないようにどうしたら良いか色々とやったら、口腔ケアが一番良かった。」と発表されていた。この先生は自分のクリニックに歯科専用の椅子を置き、歯科衛生士が患者を診ている。また別の先生は「これからは医科と歯科が連携して認知症、糖尿病に治療に当たることが一番大事である。」と言っ…

頂き物が原因の糖分の過剰摂取

常連さんで前立腺がんをやった方に、毎回食事指導とくに「糖分制限」の話をしている。食後のデザートやケーキの習慣、白米など毎回背中を診ると甘い物を取りすぎている。来る度にこちらが厳しいことを言いうので、「ここに来るには気合いを入れないと来れない。」といつも愚痴られる。しかし今日背中を診たら、極端に改善している。「前回から今日まで何をやったのですか?」「いや、食後のデザートは相変わらずだし、気持ち白米は…

食後のデザート

前立腺がんと糖尿病で通っている方がいる。 この方には10年ぐらい前から糖分の摂りすぎに関して話をしてたが、数年前に前立腺がん発症し最近ようやく糖尿病の治療にも目覚め、食生活の改善に取り組んでいる。 背中を診るといつも膵臓の反応が出ていて、こちらが注意するとほんの少々甘い物を減らすがなかなかまだ血液のデータは良い数字が出ない。 話を聞くとどうもこの方の数字が良くならないのは、食後のデザートの習慣であ…

そんなに厳しく言われなかった

常連さんの場合、血液や他の検査データなどはうちでも管理している。時々データを見て、「あれ、この数字上がっているけど医者から注意しなさいと言われたでしょう。」と言うと、「言われたけど、少し注意すればいい程度しか言われていない。」「そうなの。でも数字から見るとちょっと本格的に取り組まないと良くないけど・・・。」と言うと、「医者からそんなに厳しくは言われたなかった。」と言う。この医者の言葉というのは何と…

治療目的の違い

最近若い先生から、「治療技術や考え方などを指導して欲しい。」と言われしゃべっているうちに、ある事に気がついた。 それは「治療目的の違い」である。 わかりやすく言うと、腰が痛い患者に「痛みだけ取ればいいでしょう。」という考え方と、「今後腰も痛くならず病気を避けて、快適に過ごすにはどうしたらいいか。」という考え方である。 痛みだけ取ればいい場合は治療の目的は鎮痛なので、最終的に薬を使えば何とかなる。 …

老人性掻痒(そうよう)症

何となく難しそうな言葉だが「掻痒 そうよう」とは痒いということである。今日紹介で来た方は蕁麻疹が治らず、痒くて仕方がないという。近くの皮膚科の薬も効かず、健康食品や塗り薬をどうしたら良いかという。まず過去の薬を見ると、高血圧、心臓不整脈、糖尿病、前立腺肥大症、呼吸器疾患に不眠症と色々ある。投薬を一つずつ聞いていったら、去年の春はひどい咳で2ヶ月ほど苦しみ主治医ではない先生に漢方薬を出してもらったと…

太ったら加算

年をとるとどうしても医者通いになる。介護保険も保険を使わないとこんなに高いのかと言う声をよく聞く。これでは介護保険が持たないわけだと実感しているという。医療費も毎年うなぎ登りで以前厚生大臣から、「国家予算の1/3は社会保障だよ。」と言われて、そんなにお金がかかるのかと驚いた。学会などで先生方と酒を飲んでいると、「糖尿病や高血圧、高脂血症で診察や薬が安いものだから体重を落とそうともせず、薬だけ増える…

定年後の過食

先日、定年した男性が注意すべき事で定年後食欲が出るという話をした。これは今まで男性特有かと思っていたら女性にも同じようなことが起こっているようだ。女性も仕事から開放され時間が出来るとまず、朝起きてどんな美味しいものを食べるかを考える。仕事をしていたときはただ急いで食べる事しか考えなかった方が、○○もいいし、△△も悪くない、たまには□□も食べてみたいと頭の中が美味しい食べ物で一杯になる。食事の時間も…

40代男子の過食が止まらない

40代男子の方に何人も過食を注意している。なぜ過食が止まらないか考えてみた。まず学生時代はまだ成長期だからある程度過食をしても太らない。社会に出て必死に仕事を覚えようとすると、あっという間に30代になってしまう。30代は本当に勉強の必要な時期だから、男の38才説までは幅広く深く学んで少しは仕事が形になってくる。それが40代になると会社の中でも少し偉くなり、子供も大きくなり、時間とお金に多少のゆとり…

漢方薬の豆知識

長年東洋医学をやっているとどうしても漢方薬の話しが出てくる。 代表的な薬を解説をします。 葛根湯   かっこんとう   頭痛、肩こり、風邪の引き始め、目の疲れ-肩より上の血行を良くする 安中散   あんちゅうさん   胃弱、胃アトニー、神経性胃炎-食べ過ぎなどの場合の消化剤 八味地黄丸 はちみじおうがん   腰痛-下半身の血流改善、尿量に注意 黄連解毒湯 おうれんげどくとう   喀血、吐血、ノイロ…

お手伝いさんで悪化した腰痛

胃腸が原因で腰痛を起こした方が食事制限と胃腸の治療でほぼ完治した。胃腸に負担をかけると簡単に腰が痛くなることは既に体験済みなのだが、数ヶ月ぶりに身体を診たら、完全にもとに戻っている。過食が止まらないという。理由を聞いたら、「新しいお手伝いさんの作ってくれる料理が美味しくてつい食べてしまった。」と言う。こういうモードになると次から次へともっと美味しい物が食べたくなり、お酒もお菓子もどんどん食べたくな…

身体のことを考える時期

色々な方を診ていると、一つの症状が出たときに身体の事を学んだ方がいいという方がいる。 例えば糖尿病と膝痛があり、当院に通っている場合、大抵膝が治ると来なくなる。 しかし膝痛の原因が過食による体重増加で膵臓に負担をかけている場合は、一時的に膝を治しても再発する。 我々から見ると膝痛と同時に、食生活や内臓への負担の事など色々と学ぶことがある。 そしてそれが身につくと自分の周囲の人(家族、友人、孫)にも…

散歩を熱心にやると徘徊?

中高年の健康への関心は高い。 テレビでも、たけしの○○とかためしてガッテンなど健康番組は多い。 仕事柄そういう番組を観ておかないと放映の翌日以降、「先生、先日たけしの番組を見たんだけど糖尿病に○○がいいと言っていた。あれはどういうこと?」と聞かれる。 多い時は日に4時間ぐらい放映しているから、こちらもビデオ録画を早送りして見るだけでも大変である。 最近はどうしても痴呆症に対しての話が多く、盛んに身…

ユベラとビタミンC

以前、がん治療の落とし穴で書いたが、Bi-Digital O-Ring Testを勉強してからユベラやビタミンCは薬効をキャンセルすることを教わった。今日来た方は今まで鬱病と不眠症で薬がよく効いていたが、ここ1年ぐらいなんか薬の効きが悪いという。そして胃腸も重く頭痛が頻発するという。何かやっていると思い、薬を調べたら肝斑というシミを治すために、ユベラとビタミンC(シナール)が両方出されて、もう1年…

狸の話

これは師匠の診療の手伝いをしていたときに教えて戴いた。 「これはある和尚から聞いたんだけど、山寺の周りに狸が出る。本堂の近くに餌を置いても食べないので、寺の周りに置いたら少し食べた。そのあと少しずつ本堂の近くに餌を置いたら、段々食べてやがてはわしの手からも食べるようになった。」 この話をされながら、患者さんへの生活指導をするときも同じだという。 糖尿病やがんになっていきなり、○○はダメ、○○をしな…

血糖値スパイクについて

先日ある学会で内分泌の先生の話を聞いていたら、「血糖値は空腹時だけ測るのは意味がない。食後2時間ぐらいまで測らないとダメ。食後の高血糖が問題です。必ず、血糖値を追いかけて下さい。」との話を聞いて、興味を持った。 そんな矢先、NHKで「血糖値スパイク」を放映した。 簡単に血糖値スパイクをまとめると、 「食後の短時間に血糖値が急上昇し、また正常値に戻る。このままだと糖尿病や血管が傷つけられて動脈硬化が…

鬱病と菓子パンとメロン

鬱病治療は胃腸を治さないと中々うまくいかないと以前から言っている。少し良くなった方が、これなら多少好きな物を食べても大丈夫だろうと過食になると殆どの場合、悪化する。そういうときに必ず食べるのが甘い物である。昨日来た患者さんも少し良くなって菓子パンとメロンで悪化してしまった。元々胃が弱く便秘気味の方なので、甘い物で胃壁に負担がかかり、胃が働かないので腸まで動かなくなってしまった。以前師匠から、「夏に…