新型コロナウィルス感染後の後遺症について

最近、また新型コロナウィルスが流行しだし、後遺症の訴えが多い。特に後遺症で気になるのは、疲労倦怠感、関節・筋肉痛、咳、息切れ、記憶障害、集中力低下、頭痛、嗅覚・味覚障害、下痢であるが、ワクチンを打って後遺症も注射したところの痛み、発熱、頭痛、疲労倦怠感、頭痛、関節・筋肉痛、下痢があり、かなり症状がかぶる。基本的に新型コロナウィルスは呼吸器疾患なので風邪の症状が殆どだが、ブレインフォグなど集中力低下や鬱病のような症状も出る。1番怖いのは血栓症である。血の塊が肺を行けば肺塞栓症、脳に行けば脳梗塞、心臓や糖尿病など血管障害の持病がある方、抗がん剤投与で免疫が落ちてしまっている方などは注意が必要である。これはワクチンを打っても血栓症が起こることがわかっていて、今までワクチン死が厚労省の発表では2000人を超えたが、実際はその何倍もいると思う。コロナにかかっても後遺症、ワクチンを打っても後遺症と中々難しい問題である。ではどうするかであるが、これは以前、子宮頚がんワクチンの時にも同じようなことがあった。世界的は接種が進んでいる子宮頚がんワクチンだが、日本でも接種義務にした途端、副反応で寝たきりになってしまった女の子が出た。これには厚労省もビックリして接種を「義務」から「奨励」に変えた。そんな時にその寝たきりになった女の子を救ったのが、EAT(Bスポット療法)である。それを見てその学会に入れて頂いたが、今回の新型コロナウィルスの予防と治療、ワクチン後遺症の治療にはEAT(Bスポット療法)が1番いい。中々まだこのEAT(Bスポット療法)は知名度がないので残念だが、日本病巣疾患研究会(https://jfir.jp/)では以前から普及活動をしている。それ以外にこれは個別対策になるが、「乳酸菌」「フコイダン」を使って対策をしている先生もいる。まだまだコロナウィルス後遺症外来をもつ病院は少ないが、症状別に対策は取れる。ウィルス感染でもワクチン接種後の副反応でも諦めることはない。

ヒラハタクリニック 平畑光一先生の講義

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