キーワード 生き方

生き方の選択

長年この仕事をしていると、人生の先輩からいいお話を伺うことが多い。お金に関して覚えている話は、「誰かが近寄ってきて、『ちょっと話が・・・。』と言って来たら、殆どはお金の話。話を全部聞いたら断りにくいので、『ちょっと・・・。』と言われた段階で、『金ならないからね。』と最初に言ってしまえば相手は言いにくくなる。これはコツ。」と教えて戴いた。またある銀行の頭取を治療している先生から聞いた話だが、「どうし…

側弯症の生き方

仕事柄、側弯症の方を時々診る。 曲がりがひどくて手術をした方や、女子中学生で親に連れられてくる方などがいる。 大人になるまだ気がつかず、何かのきっかけで指摘される方もいる。 角度的に15度、25度とひどくなければ経過観察で西洋医学に治療法はない。 中学生ぐらいで指摘される方は、極端な片腕だけ使うスポーツ、テニス、野球、卓球などは控えめにと言っている。 背骨がねじれ、そのねじれを促進するような身体の…

高血圧・糖尿病・腎臓病と生き方

以前、安保徹先生から教えて戴いた事で書いたが、過酷な生き方で病気になる。高血圧や糖尿病があり、血管を痛め続けると腎臓を痛めやすい。理由は心臓からの血液は大きな圧力で直接腎臓に行くので、腎臓の細い血管に負担がかかるからである。そんな持病を持った方が、仕事で責任感が強く真面目だと常に交感神経優位になり、益々病気を促進してしまう。安保先生も、「突然なる腎臓病は過酷な生き方が原因。」と教えて下さったが、腎…

生き方の問題

以前に小鳥タイプとライオンタイプの話をした。 端から見て元気なのはライオンタイプだが、我々から見るとこのタイプ、困った性格 の持ち主である。 少し特徴を挙げてみる。 1.我慢強い-根を上げることは罪悪だと思っている。体力があるので他人が根を上 げてもライオンタイプは根を上げない。当院は我慢弱い人間を作ろうとしている。 2.現界までやるのが好き-体力に自身がある分、倒れるまでやらないと気が済まな い…

身体を基準にした生き方

1年前に心臓を手術したが何となく調子が悪く、最近肺炎で入院したという話を聞いた。これはよくあることで、患者さんは心臓の手術をすれば完治して、すごく元気になると思っているがいまいち調子の出ない方は多い。そんな中仕事もセーブせず、手術をしたのだから大丈夫とばかりに頑張ると、免疫の低下と共に肺炎を起こす。本人は、「こんなはずではなかった。」と言うが、我々から見ると、「やはりやりましたか。」と言いたくなっ…

がんが自然に治る生き方

T. ケリー・ターナー著『がんが自然に治る生き方』は「がん関連」書籍ベストセラーになっている。 西洋医学な治療だけでなく、現実に良くなった方達の徹底した調査をもとに、「劇的な寛解」に至った人たちが実践している「9つのこと」が書かれている。 「劇的な寛解」とは、がん患者において以下のいずれかが起こったこととする。 ■医学の標準治療(手術、抗がん剤、放射線)を一切用いずに、がんが検知できなくなった場合…

ライオンタイプの生き方

ライオンタイプの方はどうも限界までやらないと気がすまない。そして挑戦、挑戦で限界を超えようとする。若いうちはいいがやはり50才を越えると、このままではまずいのではないかと感じる事がある。そんな時、お薦めなのがインターバルである。若いうちは常に全力投球でスイッチがオンのままでいいのだが、50才を越えたら少しオフを入れるといい。オンとオフをインターバルで入れるのである。オンの時は若いときと同じ全力投球…

小鳥タイプで側弯症の生き方

細身の女性で小鳥タイプ、それに側弯症がある。どうしても内臓などの機能低下は免れない。全身診ても胃以外は大きな問題がない。ではどうして胃が硬くなったのかを色々と考えてしまった。まずは生き方。長年自分はライオンタイプだと思い、活動してきて色々な挫折を感じてきたことがうかがわれる。出来なかったり、負けたことがかなり悔しかったのであろう。しかし小鳥タイプは年を取ってからが本格的勝負である。ライオンタイプは…

健康格言

キリスト教徒の内村鑑三が、「人は後世に何を遺して逝けるのか。清き金かそれとも事業か、著述をし思想を残すことか。それとも教育者となって学問を伝えることか。しかし何人にも遺すことができる最大の遺物がある。それはその人らしい生涯を送ることである。」と説いた。 私も還暦を越えだしてから、何か後世に役に立つものを残したいという気持ちが出てきた。 では何を残せるかだが、仕事柄「健康格言」しかない。 普段何気な…

男性の更年期とオープンリール

還暦を迎えた常連さんが、「先生は還暦の時に何か感じた?俺、あまり嬉しくないんだよね。」と言うので、「僕は特別には何も感じなかったです。仕事柄、男の38才説で色々と訴えてくる方はいますが、おそらく昔聞いた話が影響していると思います。20年ほど前に何か困った事があると相談にのって戴いていた師匠から、『よく男が40才になると、人生半分来たなどと言って立ち止まる奴がいる。生き方というのはオープンリールでい…

上医、中医、小医の違い

中国の孫思邈(そん しばく)という医師は、「上医というのは国を治す、中医の医者は人を治す、下医の医者は病を治す」と言っています。 また医を上、中、下に分けて、「上医はいまだ病まざるものの病を治し,中医は病まんとするものの病を治し,下医はすでに病みたる病を治す」ともいわれています。 病気だけでなく、国を治したり、人を治したり、予防の話など昔から人類は気がついていたわけです。 私自身も振り返り、昔は「…

健康法を学ぶ機会がない

患者さんとよくしゃべっていて、良く感じるのは、「健康法を学ぶ機会がない」ということである。小学校で理科か保健体育の授業で、心臓、血管、肝臓、肺などは最低限学ぶが、そこから病気の話には中々ならない。持病でもあれば病院に通いながら色々と病気のことなど覚えるが、お産以外医者にかかったことがない方だと、何処で健康法について学べば良いのだろうか?親が健康オタクなら色々と言われるだろうが、殆どの方は社会に出る…

仕事の本質

大分前だが『アポロ13』という映画を見たときに、「こんなに色々な場面を想定していたのか。」と感動した記憶がある。 宇宙飛行士の訓練も殆どが事故やトラブルのシミュレーションばかりだと聞く。 以前、「仕事が辛くなるとき」でも書いたが、「不測の事態を想定して準備をしておく」ことが仕事の本質ではないだろうか。 数ヶ月前に当院のホームページの管理をお願いしている方に、「ホームページの更新が来ていたので、更新…

おおらかな時代

常連さんに昔話をしながら少し思い出したことがある。以前、先生を育てる患者でも書いたが、バブルの前はおおらかな社長がいた。「この間頚が痛いときに腕をやってもらったら楽になった。今日は少し反対もやってくれ。」と言われやってみると、「これ良いね。試しに脛はどうだ。」と言われこれもやってみると、「益々いい。なんか頚だけやるよりも違うところから攻める方が効くんじゃないか?少し他の患者でも試してよければ教えて…

標語

この年になると説教臭いことを言いたくなる。 よく偉大な経営者が、「1日1話」を書いておられるが少しだけ真似しようと思う。 長年の経験で健康保持のポイントだけをまとめてみた。 【命】親からもらったこの身体、自分で作れないこの命、粗末にできる道理がない 【親を選ぶ話】子供は生まれるときに自分で親を選んで生まれてくる 【身体は借り物と思えば良い】借り物と思えば無理はしない 【どんなに辛い事でも回復出来る…

「解決」と「創造」

テレビを見ていたら東大で有名な林先生が、「仕事の本質は『解決』と『創造』しかない。」と言っていた。これには唸った。確かにそうである。我々は治療家だからいつも「解決」ばかりやっている。では「何を創造しているか?」と聞かれると目指しているものがある。それは最近LINE@の患者数が220人を超え、ブログを書く度に配信しているが、イメージしているのは「寺子屋」である。健康法を教えるのは当然であるが、日本人…

因果応報

この言葉を聞くと田中角栄総理を思い出す。30年以上前に側近の方を治療していたので印象が強い。総理御本人の回顧録に、「わしは自分でやったことで自分に非難が来るのは構わない。しかし孫が学校で黒いピーナッツを投げつけられ、「お前のおじいさんは逮捕された。お前はその孫だ。」と言われ、泣きながら学校から帰って、「おじいちゃん、いじめられた。」と言われたときは耐えられず泣いた。これはたまらない。」という内容が…

病気と犯人捜し

常連さんが、「うちの社長は何かあるとすぐに人のせいにする。」と言う。この話を聞きながら、ある話を思いだした。大分前にオウム真理教が世間を騒がせていたときに、師匠が「いいか、彼らの話をよく聞いていろ。何かあると必ず人のせいにする。犯人捜しだ。良くないことが起こったらそれは『身から出た錆』、良いことが起こったら『皆様のお陰』という意識を持て。」と教えて戴いた。病気の治りにくい方にもこの傾向はある。「私…

口内炎と能力発揮

芸術関係の方が作品作りで根を詰め、坐りすぎて腰が痛いという。話を聞いていたら、口内炎が治らず肩まで痛いという。身体を診たら、腰は坐り疲れではなく胃腸の反応が強かったので、脚を診たらスタマックラインが綺麗に出ていた。これは口内炎でちゃんと噛めず飲み込むようにして食べて、胃を壊したのではないかと聞いたら、「そうかもしれない。」と言う。そして腸までやられている。口内炎は今は貼るだけですぐ楽(口内炎パッチ…