キーワード 寝違い

「不眠症」「寝違い」「喉の痛み(喘息)」の反応点は同じ場所

首を前に曲げると首と肩の間の真ん中に少し骨が飛び出ているのがわかると思う。それは頸椎の7番の骨で「隆椎 りゅうつい」と呼ばれている。 その場所は「不眠症」でも「寝違い」でも「喉の痛み(喘息)」でも同じ場所に反応が出る。 ツボで言うと「定喘 ていぜん」だ。 そこが少し硬くなってしまった場合、何が原因かわからない。 「眠れる?首痛い?喉は?」と聞かなくてはならない。 場合によっては「寝違い」と「喉の痛…

腰の柔軟性と寝違い

正月あけで何人かが、「寒かったので殆ど家にいてテレビばかり見ていて」と言う。中にはいつも運動しているのにサボった方もいた。我々は触っただけで、「この正月、いつもみたいに運動をしなかったでしょう。いつもと全く違うところの筋肉が硬くなっています。おそらく座りっぱなしでテレビでも見ていたのではないですか?そういう時身体は、血行不良で腰が硬くなってしまいます。」とわかる。「そうなんです、何故か首までおかし…

コロッケと寝違い

常連さんが寝違いで左首が痛いという。何をしたのか聞いたら、「新しい店でコロッケを買って食べて、ソファで寝たぐらい」と言う。この話を聞いてすぐにピンときたのが、「コロッケを食べる前に少し胃炎があり、新しい店のコロッケの油が合わず胃がやられたところに、ソファで寝てしまった」と思った。話を聞いたら、「少しコロッケを食べた後胃にきた」と言う。胃を壊すとその反応は左の肩や首に出る。ソファで寝なければ何とかな…

すぐにぶりっかえす寝違い

常連さんが首の治療をしたばかりなのに、又痛くなったという。身体を診ると筋肉の負担はかかっていない。本人も何もしていないという。寝違いは筋肉性の疲労と神経の興奮で起こるが、どうも筋肉性ではなさそうだ。こうなると1番疑うのは噛み合わせである。こんな話をしたら、「そういえばマウスピースを変えたばかりで少し違和感があった。」と言ったので、「その後首が痛い側ばかりで噛むということはないですよね。」と聞いたら…

寝違い再発とコーヒーカップ

10日前に寝違いの治療がうまくいき、痛みが取れたのにまた再発したという。何かあったかと聞いても何もないという。この方は長い間メニエール病で耳の調子が良くない。最近は耳閉感まである。耳に症状を持っている方は悪い方の首の横の筋肉-胸鎖乳突筋が硬くなる。10日間の生活を聞いて、「子供とディズニーランドへ行ってコーヒーカップでグルグル回された。」という。「そんな事したら、耳が悪化して首が硬くなって簡単に寝…

喘息総まとめ

このブログではあまり喘息に関して一般的なことや専門的なことは書かず、意外と知られていない「喘息と全身の関係」という視点で過去のブログから少しまとめてみたいと思います。 「不眠症」「寝違い」「喉の痛み(喘息)」の反応点は同じ場所-これは喘息患者は首と肩の間によく反応(筋肉が硬くなる)が出るのですが、この場所は不眠や寝違いでも硬くなる場所です。ですから喘息を長引かしてしまうと、不眠や寝違いを誘発してし…

首総まとめ

首についてはまず下記のことをチェックしなければなりません。 腕のこり 寝違いの反応点 首のゆがみ-噛み合わせ 鼻炎 頭の荷重 首の横の筋肉(胸鎖乳突筋)の緊張 まず「腕のこり」ですが、この部分はかなり硬くなっても自覚症状が出ません。腕は「使い過ぎ」か「ストレス」しか硬くなりませんから、パソコンやスマホ、力仕事などで必ず硬くなります。また身体にストレスがかかると心臓が血管を締め、心臓から遠いところに…

ブログランキング35位~39位

お陰様で好評なブログランキングだが、続きを書いてみたい。 35位 「鼻」「歯」「腸」で難病治療 36位 枕も人も10% 37位 肩甲骨詳細図 38位 右肩とタイ料理 39位 ビオフェルミンと便秘 まず35位の「『鼻』『歯』『腸』で難病治療」だが、長年治療していて特に難しい患者は明確に「鼻炎」「顎関節症」「腸の調子が悪い」を持っている。特に鼻炎があっても自覚症状がない方もいて、「慢性上咽頭炎」を患っ…

顎が痛い

常連さんが無呼吸症候群の治療で、マウスピースを作ってもらい、顎位を調整しているという。しかしマウスピースを夜に装着したあと、朝顎が痛くてご飯が食べられないという。流石にこれでは困るので、歯医者で調整してもらったがまだ痛むという。歯医者には、「少し慣れるまで頑張って。」と言われていると言う。そして今日は寝違いで来た。以前から、「首のゆがみとマウスピース」でも書いているとおり、マウスピースが合わなけれ…

枕のせい?

この時期、寝苦しくて朝起きて首が痛い、寝違いを起こす方は多い。話を聞いていると、「この寝違い、枕が悪いのでは?」と言う方は多い。しかし、枕を犯人にするのは、とても不思議な感じがする。最近新しい枕に替えたのなら、寝違いがあり得るが、今まで長い間使っていて何ともなかったのに、突然枕のせいにされては枕は怒る。これを人間関係で当てはめれば、これまで仲の良かった夫婦が、突然ご主人が体調を壊したとする。その時…

腕と肩関節

患者さんとメールやLINEでやりとりをしていると、時々同じ言葉なのに違う場所を指している事がある。先日も「首の下あたり」と言われ、「肩の反応」「頸椎の問題」なのか最悪、「ヤダモン君-心臓の反応」もあり得ると予想して、「正確に場所がわからないので来て下さい」と伝え、診たら「寝違い」だった。「寝違い」の反応点は時に、「不眠症」や「喉の痛み(喘息)」でも反応が出るので見極める必要はある。ツボは下の図の赤…

患者の分かれ道

常連さんが酷い寝違いを起こした。調べてみたら腕のこりが酷く、ストレス性とわかった。話を聞いたら休みの日もバイトをしていてそれを身体が嫌がったのであろう。身体にしたら、「休みの日まで仕事されては休息できない。本人に少し強い首の痛みを出してやる気を削ごう。」といったところだろう。前回治療したらあまりの腕の酷さに全く筋肉が反応しない。筋肉に、「その程度の刺激ではほぐれるものか」といわれているように感じた…

若い整体師

いつもはテニスの肘痛で来る方が、今日は首が痛いという。話を聞いたら、「知り合いの若い整体師にやって貰ってから首が回らなくなった。」と言う。調べてみたら、首ではなく胸椎と言って首の少し下の骨の矯正をしたために、寝違いを起こしたことがわかった。私も長い経験の中で患者さんを壊したことは何度もある。病院で首の治療中に患者さんが倒れてしまったり・・・、語れば何時間でも失敗談はある。この年になって思うのは、「…

あれもこれも治療しない方がいい

肩の痛みで通っている人が、突然ぎっくり腰を起こしたという。下半身を調べてみると筋肉の硬さから1-2ヶ月間ほど相当負担をかけていることがわかったので話を聞いたら、「従業員が辞めてしまって私が現場で作業をすることになってしまった。少しきついとは思ってもう2ヶ月ぐらい経つ。」と言う。「いつもの肩もまだ痛いから腰と肩を両方お願いしたい。」とのことだったが、「こういう場合は腰だけ集中してやった方が成績が良い…

コロナ生活で身体のここがやられる

もう1年以上、自粛やテレワーク、外出控えをしていると身体も変化してくる。身体の変化で1番多いのが、「コロナ太り」「寝違い」「ハムストリング」「首のゆがみ」である。自宅での時間が増えると少し料理にこだわる方が増え、食べることが最大の楽しみとなり、お酒も増える。そんな生活を続ければ当然、「太る」。ソファーにいる時間を長い。好きなビデオを何時間も見ている。当然、「寝違い」は起こる。次に身体は胃腸に負担が…

身体の何処かに痛みがあると・・・

首の治療をしている常連さんが、「少し顎が痛い。」と言う。歯医者に行って調整をしてもらったが痛みはいまいち良くならない。本来の首も寝違い症状が出るぐらいに良くない。何があったのか聞いたら、「節分で豆を食べ、硬いものを噛むのが好きなので、その後も噛み続けた。それかもしれない。」と言う。それなら辻褄が合う。顎関節の痛みが取れない限り、首は良くならない。昨日来た方もいつもより不眠症が酷いという。仕事が忙し…

時には占い師のように

先日紹介できた寝違いの方の身体を診ながら色々と感じることがあった。いくつか列挙したい。 寝違いの原因は腕のこり、ほぼ8年経っている。 あなたには姉妹で姉がいるでしょう。 下がいるかはわからないが、いるとすれば弟。 お父さんはとても真面目でお母さんは逆の性格でしょう。 あなたの基本性格も真面目でしょう、それもかなり。 あなたはパパコピーでお母さんとは少し合わないところがある。弟には飴と鞭を使い分けて…

ネットワーク論その2

前回のメルマガ配信の続きでネットワーク論その2を書いてみたい。 「鬱病と鼻炎」 最近、鬱病患者が多いが必ず「鼻」「歯」「腸」をチェックする。 「鼻炎・EAT(Bスポット療法)」「歯周病・マウスピース」「乳酸菌・フードチェック・断食」に取り組むわけだ。 まず鼻炎だがこれは自覚症状のない方でも必ず調べてもらう。 上咽頭と言って空気を鼻から吸い込んだときにコツンとぶつかる所に炎症があると、ことごとく病気…

一つ病気をしたら他にも何かあると疑え

これは経験的に言えることだが、例えば乳がんの手術をしたとする。 そうすると必ず他にも何か異常がある。 例えば子宮や卵巣など婦人科の問題、鼻炎、喉、食生活、生き方・・・。 当院では検査で引っかかったり、手術をした後は必ず他もちゃんと調べるように指導をしている。 がんにしても食生活や過度のストレス、過酷な生き方なとがかかわっていれば、どこか一ヶ所の問題だけでは済まない。 たまたま手術で取ったところは一…

首に集中

耳鼻科の医者から耳鳴りの患者さんが来た。 耳鳴りはどの先生も悩んでいて患者さんは数ヶ所回る。 今まで1番ひどい方でうちが14ヶ所目という方がいた。 当院も決して成績は良くないが、Bi-Digital O-Ring Testを使い、今までの経験と共に少しでも楽になればと思っている。 まず身体を診ると腕が異常に硬い。 これは慢性的に頚に問題があることを意味している。 次に頚を診ると喘息の反応点がある。…