キーワード 幸福

身体の幸福

「身体の幸福」とは何を持って言うのだろうか? 私は、「朝起きてから夜寝るまでに身体の事が頭に浮かばない」と思っている。 頭痛や腰痛持ちの方なら朝起きた途端、「あ、頭が痛い、腰も痛い・・・」と言うだろう。 歩けば足が痛い、座り続ければ足がシビレる、食べすぎればお腹が苦しい、書類を見続ければ目が痛い・・・。 朝から晩まで身体が辛いと言い続けている方は多い。 ではどうやって身体を幸福にしてあげられるのだ…

親の幸福

常連さんの娘さんが彼氏を連れてくるという。親としてソワソワする気持ちは分かる。その常連さんのお父さんも治療に来ているのでこういう話をした。「連れてくる孫の婿殿と合うために、あなたのお父さんだってソワソワしているんですよ。ここはあなたが親孝行すると思って、お父さんのために礼服や燕尾服、お母さんのために黒留袖を一緒に見に行ったらどう。その後は当然食事になるし、色々と打ち合わせもある。式でお父さんに挨拶…

年寄りの幸福感

仕事柄、年配の方は多い。 長年そういう方達と話をしていると若い方とは幸福感が違うと感じる。 若い時みたいにあれが欲しい、これが食べたい、あそこへ行きたいがなくなってくる。 必要な物は全てあるし、ご飯もあまりこってりしたものは食べられない。 毎日天ぷら、うなぎ、中トロなど無理である。 美味しいお新香とお茶漬け、梅干しでもあれば十分である。 旅行へ行くと言っても毎月海外などへは行けない。 月に一度の国…

年をとると幸福度が上がる

これは実感がある。若い頃は仕事がないとか、お金に困ったとか、恋人と喧嘩したとか、悩みの連続である。先日テレビをみていたら、若いとは悩むことなりと言っていたが、的を得ている。人は還暦近くになるとある程度ゆとりができる。時間はあるし、元気な中高年である。しかし欲しいものはないし、食べ過ぎれば医者に怒られる。行きたいところも思うように行けない。毎月海外旅行などとても出来ない。休みの日も行くところがなく、…

のんびり生きている親の幸福感

30代の方が親が定年後のんびり生きているのを見て、あまり憧れないという。しかし他の厳しく生きてきた親と比べると明らかに若いという。気持ちは分からないでもないが、そののんびり生きている親からやがて多くのことを学び、理解出来るときが来るという話をした。先日、NHKで長寿に関しての番組の中で、「本当の幸福は80才を超えてから。お年寄りに幸福度をグラフでかいて戴いたら80才から上がる。普段と同じ生活なのに…

幸福の究極「サザエさん」

私が子供の頃からサザエさんは有名だが、波平さんが54才とあるとき聞いてびっくりした。昔の54才はあんなに年寄りだったのか・・・。そういえば還暦のイメージは赤い服を着た本当におじいさんだった。それはさておき、ある方から、「家内の実家に移り住もうと思っているんだけどどう思いますか?」と聞かれた。「それは最高だね。色々と仕事とか姑問題とか、乗り越えなければならない問題はあるだろうが、それが1番良い。」と…

良い仕事とセロトニン

今日来た芸術関係の方は、パソコン仕事なのにマウスを持つ右腕が全然硬くなくて、反対側の左腕ばかりが硬い。これは以前、「書道で疲れる反対の腕」で書いたが、良い仕事を大量にした時に、使っていない反対側の腕だけがこることを意味している。腕の硬さから診て3ヶ月ぐらい時間が経っているので、その時期に根を詰めて良い仕事をしたのであろう。次に下半身を診たら、極端に硬い。これは1日中エアコンの部屋で汗をかかず、風呂…

1週間で改善した頭の働き

中学生時代から時々来ていた子が社会人になり、外資系の金融会社に就職した。しかし最近全く頭が働かなくなり、心療内科など何処で診てもらおうか悩んだ結果、母が通い慣れているところにまずは行ってみようということになり久しぶりに来た。昔から外交官になりたいという夢を持ち、抜群の記憶力で国立の有名大学を出ている。話を聞くと自分でも不思議なぐらい、頭が働かないという。話だけ聞いていると鬱病患者なので、頭の状態を…

身体は辛くないが、頭に鍼を打って欲しい

常連さんが最近少し仕事がきつく全身にこりがあったが、今日は全くない。「今日は筋肉の状態が実に良い。まるで仕事をしていない時みたい。」と言ったら、「少し加減している。そうですか。筋肉は硬くないですか。では頭に鍼を打ってください。」と言ったので少し驚いてしまった。この頭の鍼だが打つと、「オキシトシン」が出る事はわかっている。オキシトシンは「愛情ホルモン」と言われ、人や動物に対しての愛情が高まり、親密な…

比べると大したことはない

膝痛の常連さんが、「通ってもすぐまた痛くなる」とぼやく。気持ちは分かるが、しかしよく考えると膝痛で良かったと思ってしまう。例えば「食べられないのと膝痛はどちらがいいですか?」と聞かれれば、殆どの方は「膝痛」と言うだろう。「お通じがないのと膝痛は?」と聞けば、やはり「膝痛」と言うだろう。「頭痛と膝痛は?」と聞けばおそらく、「膝痛」であろう。確かに膝は痛いかもしれないが、胃腸がちゃんと動き、ご飯も美味…

身体で決まる職業

先日、ご紹介で来た方は右利きなのに左手を酷使している。普通はこういう事は起こらないので話をきいたら、iPad等の操作は、左手の方がはるかに楽にできるという。これは、本来左利きなのを、子供の頃に治されたのではないかと思い、「親に聞いてみなさい。治されたと思う。」と伝えた。親御さんに聞いたところ、「初めから右利きだった。」と言う。これはどういう風に考えれば良いかというと、左手が自由に使えるということは…

一つの病気を治すと次が出てくる

常連さんの友人が、白血病で困っているという。専門病院では診て戴いているのだが体力がつかず、その病院にリハビリがないものだからどうやって体力を上げるかで困っているという。こういう問題はよく起こる。例えば乳がんの手術後に、乳房再建がよく話に出る。最近は乳がん切除と乳房再建を同時にやってくれるところもある。この知識があれば、初めからそういう病院を選ぶ。股関節の手術でも両側同時に出来るところもある。これを…

悩み方が下手

以前ブログで、「『気持ちに余裕がない』は心の問題ではない」と書いた。常連さんが珍しく喉を痛がり悩んでいた。今までは元気だっただけに少し喉が痛いだけで大騒ぎである。「身体の幸福」でも書いたが、「朝起きてから夜寝るまでに身体の事が頭に浮かばない」のが1番幸せである。しかし喉が痛いと、「あ、今日も喉が痛い。ちゃんとしゃべれるかなぁ。何時治るのだろう。インフルかなぁ、コロナかなぁ、薬は効くかなぁ・・・」と…

こっちの方がマシ

先日常連さんが、「嫁いでから夫と姑との暮らしが続いた。一時離婚を考えた事もあったが、出戻りで実家に行ったらもっと大変だとわかっていたので我慢した。」と言う。最近は子供が学校に行かなくなったり、仕事場に行けなくなったりという話をよく聞く。昔なら、「働かざる者食うべからず」で終わった話だが、不登校にしても出社拒否にしても根が深い。一つの考えだが、家にいるときに少し親が厳しくするといいと思う。「あなたが…

突然なくなった末端のこり

以前よりストレスによる末端のこりは何度か書いている。今日来た常連さんは先月と全く違う身体に変化してしまった。まずパソコン仕事なので、腕が相変わらず酷いと思ったら殆どこりがなくなっている。「きつい仕事が半分になったのか?」と聞いた、「全く変わっていない。」と言う。脛もこりがないし、お腹まで柔らかい。こういう事は何度か経験しているのて理由は「諦める」「悟る」「気がつく」のどれかである。中々坊さんでもな…

患者さんが求めているのは医療

以前、医学と医療でも書いたが、患者さんが求めているのは医療である。例えばリウマチを患っている場合、病院に行くと、「この患者はリウマチ」というレッテルを貼られる。リウマチだから○○の検査をして、リウマチだから△△の薬を飲む。リウマチだから□□は仕方がない。これは医学であって、医療ではない。医学で病気を追っかけると人が消えてしまう。その方が何を感じ、何を思っているかは大事ではなく、どう病状が変化したか…

見る、観る、診る、看る

この4つは全て、「みる」と読みます。しかし意味が全く違います。 まず「見る」ですが、これは眼で確認する事を言います。特別見ているときに意識はしません。ただ見ています。 しかし「観る」になると、観察という意味ですから、注意深く意識してみています。見るとは違います。 次に「診る」ですが、これは診察の意味ですから、病気を調べるわけです。 次に「看る」ですが、これは介護などに使う言葉で、世話をするという意…

「先生は疲れないのですか?」

常連さんからいきなり、「先生は疲れないのですか?」と言われ、「昔は大変でしたが、今は大丈夫です。」と応えた。病院勤務時代はこちらもまだ20代で若く医学知識など殆どないから、毎日来る患者から、「先生、まだ痛いんです。」と言われ続けて、月に1度程度は本当に身体が動かなくなり病院を休んでいた。そして段々自分の身体が辛くなる理由がわかったきた。それは「患者の問題に対して答えを出せないから。」だと気がついた…

怪我をして良かった

昨年末にスタッフが階段から落ちて怪我をした。 幸い骨折はしていなかったので、良かったが患者さんには迷惑をかけてしまった。 私自身、今まで数回怪我や病気で休んだことがあったが、その都度学びがあった。 開業して数年経ったときに、夜酒を飲んでいて酔っ払って足を滑らせたら、たまたまそこに猫餌の缶があり膝を少し切った。 傷口を見たらバンドエイドで塞がるレベルではなかったので、医者で縫ってもらいそのあと自分で…

片づけとダスキン

知り合いの女性が、片づけが苦手でそれが悩みだという。しかしある日ダスキンのサービスで定期的に部屋を片付けてくれて、そんなに高くなかったので頼んだという。1回頼んだらはまってしまった毎月頼むという。何時も同じ女性が2人で来てくれて細かいところまで徹底してやってくれるという。それが習慣になったら今までは悩みだった片づけが今度は逆算できるという。「あと10日で来て頂ける。」「明後日は来てくれる。」「今日…