キーワード 貧血

治らない鬱病と貧血について

ここ15年ぐらい鬱病の方が多い。7-8割はBi-Digital O-Ring TestとEAT(Bスポット療法)で良くなるが、どうしても2-3割は治せない。分子栄養学の先生に送ったり断食など試すが、結果は芳しくない。こういう壁にぶつかったときはいつもチャンスで、今までキネシオテーピングを学び解剖でつまづき、解剖を学び行き詰まりBi-Digital O-Ring Testを学び、Bi-Digital…

貧血の薬で左肩こり

常連さんが少し疲れやすいというので調べたら貧血だという。医者に鉄剤をもらった。少し鉄剤は便秘を起こすので、その薬ももらったという。身体を診ると腹圧は高いし、スタマックラインの反応もあり、あまり身体は喜んでいないことがわかった。そして今日は左の肩が気になるという。関係があるのか調べたら、お尻の中殿筋がいつもより硬い。これは足の左右差を意味する。本人が思った以上に胃腸の反応が脚に出て股関節まで影響があ…

貧血になれている女性

常連の女性で身体は痛いし、元気はないし、体調が悪くてしょうがないという。話を聞いたら不正出血があり、ヘモグロビン7.5g/dlだという。普通は10g/dlを切ると問題にするのだがかなり低い。完全な貧血である。本人もおかしいと思って近くの医者で鉄剤をもらって、医者が来月来いといったからそのままにしたという。女性は出血になれているのであまり危機意識がないのだろうが、貧血は動悸・息切れ、顔面蒼白、鬱病ま…

胃腸も筋肉

常連さんが健康診断の結果、少し痩せているので注意されたという。体重と身長の関係はBMIと言って、統計で身長にふさわしい体重が分かっている。太れば問題があるのは知っていると思うが、痩せすぎていても呼吸器や免疫が下がる。やはり適正体重が1番病気が少ない。よく女優さんでテレビに映ると太って見えるので、体重を気にしている方は多いが、胃腸や呼吸器、肩・腰・足など全て筋肉で出来ている。呼吸するのも筋肉、消化す…

「先生にすべてお任せします」は考えもの

よく手術の場面で、「先生、すべてお任せします。」と患者が言っているが、私はこれは少し問題があると思っている。以前もある尺骨神経麻痺の患者が、手術をしたが全く良くならず医者に問いただしたら、「手術は成功しました」の一点張りでそれ以上話が進まない。患者にすれば、手術をすれば治ると思っていたが、医者にしてみたら、やるべき事はすべてやって手術は成功した、あと麻痺が治るかどうかは患者の力と思っている。このす…

お腹を治さないと治らない肩こり

今日来た方は典型的な小鳥タイプで細身の女性。今までに1度も太ったことはないだろうということがすぐに分かる。見るからに胃腸虚弱である。本人は、「肩こりと腰痛」が主訴だが、まず全身を診てふとももの内側(内転筋)の硬さが目立った。これは長年にわたる腸の具合の悪さを物語っている。おそらく初潮の頃から腸の調子が良かったことはないのではないかと思って聞いてみたら、「その通りだ。」と言う。次に左脚にスタマックラ…

認知症を調べたら・・・

常連さんの義理のお母さんが少し認知症っぽいので、調べて欲しいと言われ全身状態を診たら、頭の重金属沈着(アルミニウム)の数字が異常に高い。これはBi-Digital O-Ring Testを使うと簡単に調べられる。こういうケースは今まで何度も経験しているので、原因はアルミ鍋の長期間使用である。一番多いのが、嫁入り道具にアルミ鍋一式をもらいそのまま30-40年使い続けるケースである。あとは口腔内の異種…

治験と採血

肺の病気で通っている人が担当医から、「治験に協力頂けないか。」と言われ承諾をした。取り敢えず2ヶ月が過ぎたが、副作用などの問題はないという。月に2度診察に行っているが、その都度採血をされ、本人は、「こんなに毎回血を取って貧血は大丈夫かしら?」と看護師さんに聞いたら、「この程度は全く問題ありません。」と言われ、安心したという。病院にとっても治験を受けて下さるという事はありがたいことなので、何故か今ま…

便秘の考え方

常連さんが便秘に悩んでいる。血液データを見て、「低蛋白」と「貧血」があったので、食事指導をした。蛋白質を増やした途端、便秘になってしまった。人によっては蛋白質で腸内細菌の悪玉が増え、便秘になる人がいる。蛋白質を増やして便秘になったのだから、元に戻せば治るだろうと思っていたが、良くならないという。食事の量を見ると何となく多い。こういう場合は「腸の気持ち」になると解決策が見つかる。まず腸は仕事が増えて…

彼方を立てれば此方が立たず

常連さんが「低蛋白」と「貧血」の治療をしている。「低蛋白」には蛋白質を摂ってもらうため「牛肉の赤身」を指導し、「貧血」には「ミキプルーン」を指導した。実際やってみると、蛋白を摂りすぎると腸内細菌の悪玉が働くために便秘になったり、ガスが臭くなったりすることがある。しかしそこで止めてしまっては何もならないので、便秘の治療を加える。「貧血」の治療は病院から出る鉄剤が評判が悪く、必ずと言っていいぐらい便秘…

白血球が3000/µLを切る

常連さんが血液データを持ってきた。白血球が3000/µL以下(白血球の基準値は3500〜9500/µL)、総蛋白が栄養失調状態、中性脂肪が低く、そして貧血気味。これでは元気になれるわけがない。まず白血球だが以前から低かったそうだが、我々は「お灸」で白血球が上がる経験をしている。定期的に身体に火傷刺激を与えることで身体も反応するのであろう。次に蛋白だが、1番手っ取り早いのは「牛肉の赤身」を摂ることで…

ミキプルーンと乳酸菌の品質

仕事柄、貧血や子供を産もうとしている方には鉄分の摂取でミキプルーンを勧めている。昔は販売員からしか買えなくて,値段も良かったので他のプルーンに変える方が結構いた。しかし比べてみるとミキプルーンだと便秘や下痢など起こさないのに、他の安いプルーンだと色々と問題が起こる。そしてミキプルーンに戻すと問題が解決する。気になって販売員に聞いてみたら、「ミキプルーンの社長がこだわった方でプルーンの中でも1番いい…

テニスと風邪

乳がんをやった方がストレス解消でテニスにはまった。久しぶりに来たので身体を診たら肘や腰が痛く頑張っている様子はすぐにわかった。しかし最近風邪を引いて治らず、根気もないという。血液のデータを見たら、ここ数ヶ月栄養状態が悪く、貧血も出ている。話を聞いたら、テニスを週3回やってその後はご飯が食べられないという。そうなると免疫は下がり風邪は治らない。何とも楽しいはずのテニスで悪循環になっていた。本来プロで…

新米看護師に一言

もうすぐ看護師になるという女子が来た。病院勤務時代の経験から、看護師を長く続けるとどういうことが起こるかという話をした。まず第一に物事に動揺しなくなる。勤務先が救急やがん、難病センターだと朝から晩まで病気の話ばかり、かなりの度胸がないとやっていられない。私なども月に一度だが、病院研修で朝から晩まで、「がん、がん、がん、転移、抗がん剤、放射線、がんが大きくなった、消えた、がん、がん、がん・・・。」と…

マイコプラズマに関して

マイコプラズマと言うと肺炎を思い出すと思います。 しかしマイコプラズマは、関節リウマチや慢性疲労症候群、線維筋痛症などの難病の原因の一つであることがわかってきました。 歌手のレディー・ガガが線維筋痛症と言われていますが、マイコプラズマが原因と思われます。 肺炎の原因になるのは「マイコプラズマ・ニューモニエ」ですが、「マイコプラズマ・ファーメンタンス」という別のマイコプラズマが、これらの難病に関わっ…

乳がん予防がすべて裏目

数年前に少し胸の異常を指摘してその後頑張って予防をしてきたが、うまくいっているか判定して欲しいという方が来た。この方は常連さんの奥さんでBi-Digital O-Ring Testを使ってほんの少しだけ左胸に異常を見つけた。数種類の健康食品を持参したが診ると、「○○はテレビで評判。」「○○は○○で金賞を取った。」「○○は更年期にいいと雑誌に書いてあった。」「○○は友達の間で流行っている。」というも…

新米ママへ

結婚したばかりで妊娠を考えているのですが、注意することはありますかという質問が来たので、いくつか箇条書きにしたい。 まずご夫婦の性病を調べること 夫婦で不妊検査をすること 問題なければ女性は基礎体温をつけること 鉄の補充(貧血だと妊娠しにくい)でミキプルーン、葉酸と乳酸菌の摂取-適量はBi-Digital O-Ring Testで調べる カジキマグロなどのメチル水銀の高い物は控える 下腹部を冷やさ…

困ったときの一手

長年仕事をしていると治療の残り時間が殆どないのに、症状が全く改善しない方が時々いる。こちらは焦って何とか「起死回生の一手」「満塁逆転ホームラン」を狙いたいが、中々そう楽ではない。特に手のシビレなどは長患いの方が多く、少しぐらい首をいじっても変化しない。そんな時によく使うのが、腕神経の治療である。聞き慣れない言葉だが、解剖を勉強すると必ず出てくる。首の下に鎖骨があるが、そのすこし上で気持ち横を腕に行…

痔と免疫

以前、咳が止まらない年配のご婦人をBi-Digital O-Ring Testで全身スキャンしたら、膀胱周辺に異常を見つけた。 婦人科の可能性も低いし、痔ですかと聞いたら、「そうだ。」という。 いつからですかと聞くと、出産してからと言う。 出産後の痔はよくあるので仕方がないが、子供がもう50才近いので、いかにほったらかしかがわかる。 免疫を上げるのに痔は治さないと他の病気が治らないから、すぐに肛門…

筋力低下と乳酸菌

脳梗塞の後遺症や頚肩腕症候群、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などで手足の筋力低下やシビレを訴えてくる方は多い。我々は「指端の灸・四端の灸 したんのきゅう」と言って手足の末端にお灸を据えることがある。軽い方はこれで回復してくるが、中々回復しない方も多い。考え方は指の先端に火傷を起こし事件ですよと身体に知らせるわけである。身体は火傷を治そうと血液をそこの集め、血行不良や感覚麻痺が良くなる。しかし血液…