常連さんの義理のお母さんが少し認知症っぽいので、調べて欲しいと言われ全身状態を診たら、頭の重金属沈着(アルミニウム)の数字が異常に高い。これはBi-Digital O-Ring Testを使うと簡単に調べられる。こういうケースは今まで何度も経験しているので、原因はアルミ鍋の長期間使用である。一番多いのが、嫁入り道具にアルミ鍋一式をもらいそのまま30-40年使い続けるケースである。あとは口腔内の異種金属・合金、ビールなどのアルミ缶で毎晩の晩酌などである。「ご自宅はアルミ鍋を使っていますね。」と聞いたら、「使っていない。一切ない。」と言う。そうなるとあとは歯医者で重金属を診てもらうしかない。何故、アルミニウムが高くなってしまうのかの説明をしたが、あまり本人は納得されていない顔をしていた。帰りの道々、「あの先生は何か怪しい。あまり関わったり、のめり込まない方がいい。」と常連さんに言ったという。常連さんも気になって義理のお母さんの所に行って台所を見たら、「お母さん、鍋ほとんどアルミですよ。」と言ったという。そして歯医者で診てもらっても、「あまり良い状態ではありません。毎週来て下さい。」と言われたという。汚名は何とか返上できたが、その話を聞いて義理のお母さんと同居していた方も心配になったという。毎日アルミ鍋で煮炊きをするということは微量だが成分が溶け出す。微量でも30-40年続ければ問題になる。貧血の方が鉄瓶を使うのと同じである。特にアルミ鍋は壊れないし、軽いし、磨けば綺麗になるし、年配の方達のもったいない精神で捨てる方は殆どいない。お薦めしているのはステンレスか土鍋であるが、主婦はまず、「重くて大変。」と言うであろう。さてアルミニウムなどの重金属沈着治療であるが、Bi-Digital O-Ring Testでは重金属排出に「中国パセリ」を使う。是非、Bi-Digital O-Ring Test認定医の先生にご相談頂きたい。
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