身体で決まる運命
以前から身体に関してはシナリオ論(人の運命は初めから決まっているのではないか)や身体で決まる職業のブログは書いている。身体と運命とはわかりやすく言うと、筋肉の質がすごくいい人は100m走は速い。逆にマラソンは苦手な人が多い。これは生まれながらに持っている筋肉の質によって出来ることが決まってしまっていることを意味している。中国ではこの辺の研究が進んでいて、子供の遺伝子を調べ、「あなたの遺伝子はバスケ…
以前から身体に関してはシナリオ論(人の運命は初めから決まっているのではないか)や身体で決まる職業のブログは書いている。身体と運命とはわかりやすく言うと、筋肉の質がすごくいい人は100m走は速い。逆にマラソンは苦手な人が多い。これは生まれながらに持っている筋肉の質によって出来ることが決まってしまっていることを意味している。中国ではこの辺の研究が進んでいて、子供の遺伝子を調べ、「あなたの遺伝子はバスケ…
皮膚炎で来た方をBi-Digital O-Ring Testで全身調べたら、「喉」と「胃腸」に問題があることがわかった。 よく考えると「皮膚と喉と胃腸はつながっているので運命共同体」ということがわかる。 喉に炎症があればつながっている皮膚まで悪くなる。 ある意味皮膚は、「身体の中の粘膜の状態を表している」と言ってもいい。 慢性的に喉が弱かったり、喘息があったり、逆流性食道炎や便秘があると、皮膚炎は…
病院勤務時代に2人の患者さんが脳梗塞を患った。殆ど同じ時期に発症して程度は同じ、70代ぐらいの男女で年齢もほぼ同じ。違うのは男性はリハビリをしながら、「どうせ数年かけて良くなったとしても、その頃には死んでしまう。やっても無駄。」と言い、女性は、「孫の面倒は私がみなければいけない。良くならないと困る。」と言っていた。男性は薬をもらう為だけに月に一度来院してリハビリは10分程度。女性は毎日、雨の日でも…
仕事が駆け出しの頃は実力も信用もなく、良かれと思っていたアドバイスも中々聞いてもらえない時期が長かった。 少し経験を積んで仕事で紹介が出るようになると、我々の一言で人が動く。 難しい病気の方なら専門の医者を紹介すると九州でも飛んでいく。 段々とこちらの一言が重くなってきて、言葉を選ぶようになる。 ライオンタイプの元気な方ならいいが、小鳥タイプの方は自分の症状を診てもらうのに何処に行って何をしたらい…
以前ブログで、腕が硬くなるのは「使い過ぎ」か「ストレス」と書いた。今度は太腿の前面(大腿四頭筋)である。原因は「使い過ぎ」か「下腹部の異常」である。まず使い過ぎであるが、階段を駆け上ったとか、自転車をこぐだとか、サッカーをしたとか・・・。高低差のある所では太腿上げなくてはならない。この時に大腿四頭筋を使う。普段の歩行時にはさほど使わないが、階段や自転車になった途端硬くなる。もう一つは以前、下腹部の…
これは大分昔の話です。九州のある町から、世が世ならお姫様と言える方がいらっしゃいました。先代がある城の城主だったそうです。その方が東京の中学校に来る時には、ばあやと一緒においでになりました。そのばあやからある時、「あなたは世が世なら姫です。あの城を守るために、どれだけの家来が亡くなったか分かりません。やがてあなたは腹を切ることがあるかもしれません。その時は、こうやって家来が腹を切って死んでいったの…
年配の方は戦争を経験しているから、多少のことでは驚かない。 何処かの国に原爆が落ちても、「昔日本にも落ちた」で終わり。 がんの末期と言われても、「もう十分長生きした、知り合いはみなあっちにいる」と言うだろう。 例え騙されて資産をなくしたとしても、「明日から漬け物と味噌汁で暮らす、昔みたいに・・・」で終わり。 知り合いが亡くなっても、「思いのほか早かった。私ももう少し。」と言うだろう。 事件や事故に…
もう20年以上通われている会長が最近85才を超え、つくづく最近の気持ちを教えてくれた。 「昔は歌舞伎やクラッシックなど時間がなくて見られないから、会員になって自動的にチケットを送ってもらっていた。もちろん全て見れる訳ではないが、それでもそこそこは頑張って見ていた。やがていつでも自由に見られるようになりたいなぁと思いながら・・・。しかし最近いくらでも時間があるのに、全く見に行かない。気力がないという…
若いけど常連さんで身体のメンテをきちんとしている人がいる。その人が、39度の熱が2日間出てそのあとすっと下がったという。発熱している時も咳は軽くしか出ず、喉も痛くなかったという。この話を聞きながら、「身体が次にジャンプするために準備してくれたなぁ」と感じた。どういうことかというと、人は熱が出れば、「運が悪いなぁ。こんな時に発熱して。」と言うのでないだろうか。しかし本当に運が悪いのだろうか?もしかし…
以前から貯金治療のことは書いている。痛くなってから来るのではなく、普段から身体にゆとりを持つと多少の無理をしても身体が痛くならず、人はそこに喜びを感じる。では身体にゆとりが出来ると何が起こるのか?それは「頭と口と腹」が整うのである。腹で感じたことを頭で考え、それがそのまま口に出るのである。我々は人の話を聞いて何となく嘘っぽいとか、この人は正直だというのは感じるものである。だから言葉に嘘がなくなる。…
これは、「人は選択肢が多いと選べず、それが悩みになってしまう」という事です。 例えばあなたががんになったとして、複数の友だちから、「○○がいい」「△△が1番今は最新治療」「俺の友だちのがん患者は皆□□で治っている」こんな話を次から次へと聞かされれば、迷ってしまうでしょう。 結婚適齢期の方が5人から同時にプロポーズされたらどうですか? 人生の岐路で選択肢がいくつもあったら悩みませんか? 色々な人を見…
仕事柄、「健康を保つのに必要なことは何ですか?」と聞かれる。そんな時はいつも「睡眠」「食事」「運動」「思想」と言っている。最近はテレビを見れば、大リーグの大谷選手の話ばかりで、あまりの好成績に秘訣を調べてみたら、「10時間睡眠」と書いてあった。改めて睡眠の重要性を感じた方も多いと思う。「食事」に関してはいうまでもなく、身体は食べ物から作られている。どんな物を身体に入れるかで体調が変わってしまうのは…
これは以前聞いた話だが、「川の手前にカエルとサソリがいる。サソリは川を渡れないので、カエルに『僕は川を渡れないから背中に乗せて向こう岸まで乗せてくれ』と頼むとカエルは、『君は尻尾に毒があって刺すから嫌だ。乗せてあげない。』と言うとサソリが、『絶対刺さない。誓うよ。』カエルは『信用できない。』と言う。それでもサソリは粘って『絶対に刺さないことを誓う。間違いない。絶対大丈夫!!』とあまりに懇願するので…
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アトピーで通ってる方から、「アトピーを治すのにどうして鼻と腸の治療をするのですか?」て聞かれ、なるほど、そういう疑問を持つのも無理はないと思った。我々から見るとアトピー性皮膚炎は鼻や腸の反射であり、表面の皮膚が悪いわけではない。なので、皮膚の表面だけに塗り薬を塗っても治療成績は上がらない。 結論から言うと、「表面の皮膚と鼻、腸は同じ粘膜で繋がっていて皮膚炎のある患部に直接治療してもアトピーは治らな…
常連さんが足の指を骨折して治療中に膝が腫れたという。皮膚科で抗生剤を5日間もらって、本人はもうすっかり治った気でいる。しかし膝を診るとまだ赤みがあり、腫れがあるので、「また医者に行ってこれで大丈夫でしょうか?と聞いたら」と言ったら、「医者の指示通り薬はちゃんと飲んだのです。塗り薬も言われた通りやりました。」と言う。「ちゃんとやったのはわかるけど、確実治っている保証はない。骨折の後などは免疫が下がっ…
先日、ご紹介で来た方は右利きなのに左手を酷使している。普通はこういう事は起こらないので話をきいたら、iPad等の操作は、左手の方がはるかに楽にできるという。これは、本来左利きなのを、子供の頃に治されたのではないかと思い、「親に聞いてみなさい。治されたと思う。」と伝えた。親御さんに聞いたところ、「初めから右利きだった。」と言う。これはどういう風に考えれば良いかというと、左手が自由に使えるということは…
以前から「ヤダモン君」の話は書いている。心臓の反応が左の肩甲骨に出る。本当に心臓が悪いのか緊張だけなのかはわからないが、非常に反応が出やすいポイントである。図を見て頂いて、心臓のすぐ下には胃の反応が出る。食べすぎや甘い物、脂っこいもので反応する。反応する場所が近いので何が起こるかというと、胃炎が慢性化すると横隔膜を介して心臓に悪影響がある。逆もある。心臓が長患いだと胃炎のような症状が取れない。ある…
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常連さんが転んで右足首を捻挫した。階段を降りると痛いということで、反対側の左脚に負担がかかっている。すぐに治療すれば簡単なのだが、少し時間が経過した場合は左脚がどんどん硬くなる。そんな時に我々が一番気にするのが、「腸の動き」である。以前、便秘の治療法として、「左足ジャンプ」の話を書いた。左足だけでジャンプをすると左の股関節や鼠径(足の付け根)、下行結腸・S状結腸に刺激が伝わり、腸が活性化する。結果…