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夫婦で違う指導

常連さんがジョギングで腕を振っていたら肩こりが酷くなったという。この方は細身の女性で、我々から診たら数kgもある腕を例え30-40分間でもジョギング中に振ったら、肩甲骨が筋肉痛を起こすだろうと思ってしまう。腕を振っても肩がおかしくならないにはならないなりの理由がある。肩甲骨周辺の筋肉がしっかりしているとか、筋肉の回復が早いとか。ちなみにこの方のご主人はボディビルをやっていたのではないかと思うぐらい…

夫婦喧嘩と発酵

これは聞いた話だが、良いお酒を造るために発酵は大事だが、どういうわけかちゃんと発酵する時と腐敗する時があるという。 酒蔵にしたら腐敗しては仕事にならないから、徹底的に腐敗の原因を調べたら夫婦喧嘩だったというという。 夫婦喧嘩をすると発酵が止まるという。 本当かなぁと樽の前で喧嘩をしたら、菌が人の話を聞いて入るみたいに発酵が止まったという。 逆にイチャイチャしたら、発酵し始めたという。 すぐにはこの…

夫婦の体力差

夫婦共にライオンタイプなのだが、奥さんの体力がずば抜けている夫婦が通っている。体力差が大体3倍、奥様から見ればご主人の体力が1/3である。こういう夫婦の場合は旅行などに行くとかならず問題が起こる。旅館についてゆっくりしたいご主人と、折角旅行に来たのだから色々なものをみたい妻。ついた途端、「パパ、荷物を置いてさあ、出かけましょう。」と妻が言い、「え、今着いたのに少しゆっくりしてからでいいじゃない。」…

夫婦円満と身体のこり

以前、争いが身体に一番悪いと書いた。仕事でかかわる場合も出来ればあまり夫婦仲の悪い方とは密に接しない方がいい。私自身、仕事をしてしても夫婦仲の悪い方の体は兎に角、筋肉がほぐれない。解決策はないかと色々と考えるが、仕事で疲れて帰ってきて家が一番緊張するのだから、中々解決法は見つからない。できる限り遅く帰るとか、出張ばかりにするとか・・・・。これは以前大きな会社の社長が言っていたが、「家庭がうまくいっ…

腸と土壌菌

今日来た常連さんは腸の具合が悪く、色々乳酸菌を試してみるのだが、 ビフィズス菌は自分に合うのかどうかわからないと言う。腸内細菌の形成に関しては母親の影響と若い頃の食生活で生まれ育った土地の土壌菌でおおよそ決まってしまう。結局、我々は食べ物によって体が作られ、土壌菌のその種類によって体調が変わる。 人の人生を変える1つの要因として、田舎の土壌菌があることを知ってほしい。例えば双子の場合、1人は日本、…

咳の原因が壁紙

これは大分前の話だが、家を建て替えられた老夫婦のご主人が、「俺は最近、朝起きると鼻水と咳が出る。リビングに行くと咳が止まる。家内は何ともないのに・・・。」と言われ、寝室を調べてみた。まず寝室の何が原因なのか一つずつ調べてみたら壁紙にご主人の鼻と喉がBi-Digital O-Ring Testで反応する。同じ壁紙で奥様の鼻と喉を調べても何ともない。次にリビングに行くと寝室とは全く違う壁紙で、2人とも…

犬の躾け方

常連さんの新米妻が、「主人が犬を飼っていて私が散歩係」と言う。「ではいい犬の躾け方を教えて上げる」と言って、私の師匠から聞いた話をした。師匠が家に戻って飼い犬に土産をあげようとするときに、犬が奥さんを見て、「食べていい?」と言う顔をするという。奥さんの許可があると、犬はすぐに食べるのだが、許可がないと食べたいのに我慢しているという。その時の奥さんの顔が何とも勝ち誇っているという。その時師匠は、「負…

健康になりたいは困る

たとえばあなたが医者だとして患者から、「先生、私健康になりたいのです。」と言われるととても困ると思います。同様にあなたが占い師の場合、「幸福になりたいのですが・・・」と言われても困ると思います。健康と幸福になりたい気持ちは分かりますが、質問の仕方によっては答えられないのです。しかし「胃炎が治らず困っています」とか、「夫婦でいつも些細な事で喧嘩ばかりです」と言われれば、「それはね・・・」と対策を指導…

子供の名前

常連さんにもう少しで子供が生まれ、名前をどうしようかと考えているという。「我々の時代は男の子のは最後に『男』『夫』『雄』がよくつき、女の子は『子』か『美』『恵』と相場が決まっていた。それから少し流れが変わり、女の子の名前に『子』を使わなくなった。麻衣、なでしこ、佳奈などがそうである。最近は卓球を見ていると『美誠』『美宇』などが何故か多い。名前で困るのは『薫』『ひろみ』である。性別がわからない。又時…

枕のせい?

この時期、寝苦しくて朝起きて首が痛い、寝違いを起こす方は多い。話を聞いていると、「この寝違い、枕が悪いのでは?」と言う方は多い。しかし、枕を犯人にするのは、とても不思議な感じがする。最近新しい枕に替えたのなら、寝違いがあり得るが、今まで長い間使っていて何ともなかったのに、突然枕のせいにされては枕は怒る。これを人間関係で当てはめれば、これまで仲の良かった夫婦が、突然ご主人が体調を壊したとする。その時…

先生から言ってください

仕事柄、「今の病気の話、主人にも言ってください」と言われる事がある。昔は「はい、わかりました」と言って伝えていたが、ある時からその家族の問題に巻き込まれ、懲りてしまった。間に入るのは夫婦だけではない。親子、兄弟、姉妹、学校の先生と生徒、社長と秘書、様々である。「先生から言ってもらった方が相手もちゃんと聞きます」と必ず言われる。しかし実際はどうも自分に都合のいい話だけを、私に言ってもらいたいだけだと…

どうして灸は効くのですか?

常連さんから、「お灸は凄いと聞きましたが、どうして効くのですか?」と質問された。以前、キズ治療というブログを書いたが、少し例え話をした。「ご夫婦で喧嘩をしていたとします。大喧嘩で口もきかない。そんな時、子供が交通事故で骨を折り、入院騒ぎになった。当然病院に駆けつけるでしょう。お父さんはお父さんなりにやることはあるし、お母さんは着替えや食事のこと、学校への連絡など色々としなければいけない事は多い。そ…

期待値を下げろ

今日来た常連さんは病気の母親のことで姉と折り合いが悪いという。姉は弟を意のままに使いたい。弟は色々な事情で姉の言うとおりに出来ず悩んでいる。期待する姉とそれに十分答えられない弟との構図である。私は一人っ子だから姉弟の関係というのはいまいち理解出来ないが、想像するにおそらく姉にしてみたら、小さい頃から弟の面倒を見てきたろうから何か生意気なことを言われれば、「弟のくせに生意気。あの時助けてあげたのは私…

変わらない職業

私はバイクが趣味で、時間が取れたときなど田舎道を走るのがとても楽しい。そんな時いつも感じているのが、「3つの職業は強いなあ。『床屋』『介護施設』『お寺』は絶対潰れない。」という事だ。「介護施設」や「お寺」は分かると思うが、パーマ屋さんは潰れても床屋は潰れない。理由は簡単である。男性は床屋を変えたくない。いつもの所でいつもと同じにやって貰いたい。女性は新しいパーマ屋さんができると行って見ようと思うら…

カッとすると頭痛が起こる

常連さんが、「カッとすると頭痛が起こる」と言って同じ症状でここ数回来ている。話を聞くとどうも仕事がらみで、同僚に対して納得がいかないことがあるとカッとして頭痛が起こると言う。気持ちは分かるが、頭痛薬が効かず鍼治療をしなければいけない程だから、少し考えた方がいい。以前私も病院勤務時代に気が短く、気に食わないことがあると同じようなことがあり、我々の場合は極端に技術が落ち、それを患者から指摘されて、「こ…

魔の季節

これは大分古いドラマなので正確な内容は覚えていないが、幸せに暮らしていた主婦がある時から自分の人生に疑問を持ち始め、新しい人生を切り開こうとする。ご主人にしてみれば何が不満なんだかわからない。そんな中で夫婦のすれ違いが起こる。以前から夫婦のすれ違いに関しては、「子宮と性格」「夫源病について」で話は書いたが、よく50代から60代半ばまでの女性で、今までと違う価値観や今までのことが受け入れられない方、…

グイグイ引っ張る人2

時々、未婚の女性から、「やはり彼はグイグイ引っ張ってくれる人が良い。デートの時にはちゃんとレストランなどちゃんと調べてくれる人でないと・・・。」と言う声を聞く。気持ちは分かるが長続きしている夫婦を見ているとこういうタイプのご主人はほとんどいない。何となく頼りなさそうに見えるご主人のほうがうまくいっている。以前、「結婚相手はおとなしい人が良い」でも書いたが、つき合っているときは積極的にやってくれる人…

結婚相手の決め方

この仕事を長くやっていると、結婚のご縁に関わることも出てくる。嫁を紹介したり、婿を紹介したり・・・。昔なら世話焼きおばさんが、自転車で各家庭を回り、「おたくの次女、28才?お姉ちゃんは出戻ったけどね・・・。」などと言いながら、何時も脇に抱えているアルバム5冊ぐらいを拡げて、「好きな人を選びなさい。」と言い、どれか選ぶと、「その人よりこっち。見た目は悪いけどお金はある。」とか、「私はこっちがいいと思…

不自由と不幸

これは以前、病院勤務時代に脳出血のご婦人を治療していた時の話だが、「私は50代で脳出血を起こし、主人に迷惑をかけ本当に不幸です。」と言う。付き添いで横にいたご主人がそれを聞いて「本当に手間がかかってね。」と笑いながら話されていた。この時の何ともご夫婦の表情が豊かで、幸福なご夫婦だなぁと感じた。仕事柄身体の具合の悪い方ばかり診ている。しかし身体の具合の悪いことと不幸は全く次元が違う。脳卒中の奥様は「…