キーワード 夫婦

男性と女性の違い

何十年も治らない女性で腰痛持ちの方が、お腹を少し触っただけで全然結果が違うと毎週通っている。 通院しているうちにお兄さんやご主人の話になり、2人とも問題があるので治療を勧めたが全く取り合わないという。 お兄さんは医者で治すといって、手術待ちの状態だという。 妹としては切った貼ったではなく、良くなって欲しいが人の話を聞かなくて困っているという。 これは長年やっていると分かるのだが、女性は物事を直感で…

臓器に似ている食品

以前にある研修会でパーキンソン氏病の患者さんに、どんな食品が効くのか調べたことがある。 その時は数ある食品の中でクルミが1番だった。 あとで調べたらナッツ類はオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、葉酸、ビタミンE、ビタミンB6などが多く、脳に効く食べ物である事がわかった。 その時師匠が、「これはきっと神様が弱い臓器の形に似たものを食べれば、強くなるように作られているのではないか。クルミと脳はそっくりだ。…

最強の健康法

長い治療経験の中、今までの肩こりが嘘のように良くなってしまうことがある。 何かいいことをしたに違いないと思って聞くが、特別にはしていないという。 こういう場合は心のスイッチが大きく影響している。 以前、病院勤務の時に交通事故の後遺症で通っていた床屋さんが、治療しても中々良くならず、こちらも困っていたが800万円(当時としては高額)で示談が成立した途端、首の痛みがなくなってしまった。 漫画みたいな話…

水野南北について

最近は食事療法に関して色々と調べているが、興味深い話があるので披露したい。 水野南北という方は江戸時代中期の観相学の大家である。 水野南北の先祖は遠く人皇三十代敏達天皇にさかのぼり、その家系である小野家からは小野篁、小野道風、小野小町などが出ている。小野妹子から数えて六十七代目が小野文章で、水野南北の父である。南北の代に水野姓に変り、名は勝三郎忠良。 水野南北は、大坂阿波座(大阪市西区)に生まれた…

毒の効用

先日、九州の原発セミナーに参加した。「ホルミシス効果」といって本来放射線は人体に対して有害だが、微量であれば有効だという話を聞いた。以前に関節炎の治療でビーベノムと言って蜂毒を使う治療の勉強をしたことがあるが、なんでも微量なら役に立つ。毒も満更ではないと思っていたら昔解剖の勉強をしていた時に、解剖学の教授から面白い話を聞いたことを思い出した。「この患者さんの肺は少し汚れていますが煙草は吸っていませ…

救急医療情報キット

以前にご夫婦2人暮らしのご主人から、「家内の肝臓がんが悪くなったときにどうすればいいのかわからない。」という話が出た。もちろんご主人がそばにいればいいが、肝臓を悪くした場合は食道静脈瘤といって血を吐くことがある。大量に吐けば当然意識はもうろうとしてくるので、奥様が一人で病状を全て救急隊の方に説明できるとは限らない。そこで色々と調べてみたら、「救急医療情報キット」というものがあることがわかった。円筒…

体の中の父ちゃん母ちゃん

右膝を怪我した場合は右脚に体重がかけられませんから、左脚に負担がかかります。その状態が続くと支えている左脚が根を上げて腰に痛みを出します。ですから右膝痛で腰痛が出た場合は左脚の負担を取ってあげれば治ります。言われれば当たり前の話ですが、右膝痛の場合にどうしても右膝を治療して欲しいという要求が強く、右膝の治療は必要ないといっても少しでいいから治療してほしいと言われてしまいます。気持ちとしてはわかりま…

子供が親を選ぶ話

以前から当院におこしの妊婦さんや新米ママには必ずする話がある。それは「子供が親を選ぶ」という話である。私からこの話を聞いた新米ママも多いと思う。20年以上前にこれは教えて頂いた話だが、当時は知識としては理解していだが、その後研究者のチェンバレン博士の資料を見たり、日本で胎内記憶の産婦人科の池川明先生をご紹介頂いたりで、段々興味が湧いてきた。殆どの方は親が子供を作ると考えているが実際は子供がこのパパ…