腕をちゃんと揉める先生

常連さんが、「何となく腕がだるくやる気が出ない。腕を揉めばいいことは分かっているが自分で出来る方法はないか?近所に行ったが中々いい先生と出会えない。」と言う。さすが常連、何が原因で何をすればいいかが分かっている。まず自分で腕を揉む方法だが殆どない。以前ハンディマッサージャーを紹介したことはあるが、それぐらいしか思いつかない。いい先生は普通、10人に1人である。しかし腕の治療となると、何故腕を揉むのか、その必要性を理解し、解剖的知識も持っているとなると30人に1人ぐらいしかいないのではないだろうか。まだふくらはぎなら、足裏マッサージで3人に1人ぐらいはうまい人がいるとは思うが、腕の場合は治療をやらない先生もいる。そんな中で探すのは至難の業である。以前、時間があるときに中国人のやっているマッサージに期待しないで入ったら、余りの技術の高さに驚いてしまった。顔を見たらまだ30才前ぐらいで若い。こちらが、「おそらくこの後は○○を刺激しないであろう。」と思うと刺激する。これはまぐれだろうと思って、「そこの治療の後、△△は素通りするだろう。」と思うとちゃんと指がいく。あまりにうまいので当院に引きぬいちゃおうかと思ったぐらいである。免許の問題があるので実際は雇えないが、それぐらい生まれながらに感性の高い先生はいる。この腕を揉む話はパソコン病から来ている。下記にいくつかリンクを載せるので参考にして欲しい。まだまだ世の中、この自覚症状の出ない腕の治療に関しては知られていないのが残念である。腕だけでこれだけ治せるのにと何時も思っている。

  1. パソコン病治療のコツ
  2. パソコン病 
  3. 腕のこりに関して