1年後に同じ症状で来た人

1年前に下記の症状を持った方が来た。少し列挙してみる。

  1. 腕のこりが酷く原因はパソコン病自覚が出ないところ)とストレス
  2. 鞭打ちの後遺症の反応があり首がおかしいと予想できる
  3. 胸骨のゆがみがあり、首肩の痛みが長引いていることが予想される
  4. 喘息の反応点がある
  5. ヤダモン君の反応がある(仕事をしたくない)
  6. 首のゆがみがありマウスピースは必要
  7. 甘い物取りすぎで左の背中が硬い-「砂糖は麻薬」と指導
  8. 眩暈があるのでEAT(Bスポット療法)を勧めた
  9. このままだと鬱病を併発してもおかしくない

これだけ症状があると、普通は治療に数ヶ月かかるが、2回目に来たときに、甘い物取りすぎを本当に止め、身体が見事に回復していたので、準卒業とした。しかし本音ではまたすぐ悪くなるだろうと思っていた。本日1年ぶりに来て身体を診たら、殆ど何も変わっていない。それところか困った事に、マウスピースは作ったが装着していないし、EAT(Bスポット療法)の病院も行っていない。そして首が辛くなってしまい甘い物で誤魔化した。この甘いものだが取りすぎると胃を痛め、粘膜を弱くして、喘息が起こりやすくなる。そうすれば胸骨のゆがみが簡単に起こる。そうなると首への影響が悪化し、仕事でパソコンを使い続ければ、益々首は泥沼に入る。ここまで来ると殆ど鬱病患者である。当然本人にはそんな自覚はないだろうが、鬱病の身体と殆ど何も違わない。これからの季節、仕事で追い込み、美味しい物を食べる機会も増えるだろうが、上記のようなことは誰にでも起こる。我々から見ると今はとても危険な季節なのである。