牛乳について

Bi-Digital O-Ring Testの勉強を始めてから、アトピー性皮膚炎の患者さんが食品を診て欲しいと来るようになり、何となく牛乳は好ましくないなと思っていました。
そんなある日、前立腺がんの術後の方が来て、前立腺がんに悪い食品をみてくれというので調べたら殆ど乳製品でした。
数年前に新谷先生の「病気にならない生き方」を読んだら、「牛乳は牛の飲み物」と書いてありました。
がん予防の勉強をしていたら、イギリスの地質学者で壮絶な乳がん体験をしたジェイン・プラント教授の「乳がんと牛乳」という著書は、イギリスで400万部も売れ、牛乳が乳がんリスクになっているという話です。
中国の山間部にはがんは殆どいないそうですが、所得の高い経済特区では食生活が欧米化して、がんが急増しているそうです。

よく牛乳を飲むと身体が大きくなると言いますが、その理由の一つは牛乳の中に微量のホルモンが溶けているからです。
しかしこの微量のホルモンが、生殖器(男性なら前立腺、女性なら乳腺、卵巣、子宮)のがんを誘発します。
アメリカのドラマなどで大きな冷蔵庫から牛乳を出して飲むシーンをよく見ますが、前立腺がんや乳がんの発症率の高さは皆さんご存知の通りです。
前立腺がんに関しては日本はアメリカの1/10ですが、確実に患者が増えています。
牛乳だけを悪者にしているわけではありませんが、特に腸が弱く下痢をしやすい方は一度乳製品をやめて体調をチェックしてみてはいかがでしょうか。
牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする場合があります。
乳糖不耐症と言いますが、下痢をする方も多いのではないでしょうか。

我々が免疫の治療をする場合に、まず腸を整えようとしますが、下痢ばかりしているようでは免疫は上がりません。
腸が原因で腰痛の方も多いですが、牛乳ばかり飲んでいて下痢が原因で腰の痛みが治らないと言われても困ります。
しっかり腸を治さないと腰痛は治りません。
普段の生活習慣の中に病気の種が潜んでいることがあります。
専門家の指導をお受け下さい。

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