前回は日本の大家・水野南北の話でしたが、今回は医学の父・ヒポクラテスの格言を紹介します。
歩くと頭が軽くなる
すべての病気は腸から始まる
歩く事は人間にとって最良の薬である
満腹が原因の病気は空腹によって治る
月に一度断食をすれば病気にならない
病気は神が治し、恩恵は人が受け取る
汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ
人は自然から遠ざかるほど病気に近づく
病気は食事療法と運動によって治療できる
食べ物で治せない病気は、医者でも治せない
人間は誰でも体の中に百人の名医を持っている
賢者は健康が最大の人間の喜びだと考えるべきだ
健全なる体を心掛ける者は完全なる排泄を心掛けねばならない
筋肉を充分に使っている人は病気に罹りにくく、いつまでも若々しい
心に起きる事はすべて体に影響し、体に起きる事もまた心に影響する
食べ物について知らない人が、どうして人の病気について理解できようか
患者に発熱するチャンスを与えよ。そうすればどんな病気でも治してみせる
病人に食べさせると、病気を養う事になる。一方、食事を与えなければ、病気は早く治る
病気は人間が自らの力をもって自然に治すものであり医者はこれを手助けするものである
水野南北とかぶる所は多いですが、特にこの中で、「人間は誰でも体の中に百人の名医を持っている」ここが大切です。
身体の中の名医は正解を持っているのです。
何となく食べたくないときに、食べなきゃダメと言われて食べるとかえって具合が悪くなった経験があると思いますが、身体はその時に必要に情報を出しているのです。
今日はこういう服が着たいとか、ここに行きたいとか、運動がしたいとか、身体の要求は様々ですが、Bi-Digital O-Ring Testを勉強してから、この要求の正しさを知りました。
本人が感じるのは何となくですが、身体は明確な意志を持って要求を出しているのです。
私にはこうしろと言っているように感じます。
しかし仕事の都合などで従えない場合もあるでしょう。
初めのうちは身体は許してくれますが、あまり言うことを聞かなくなると反乱を起こします。
体に反乱されると治療が大変です。
ヒポクラテスもありのままの自然体で、自然の中で生活をすれば120歳まで生きられると言っているのですから、少しは見習いたいものです。