アメリカの循環器系学者M・フリードマンとR・ローゼンマンは、狭心症や心筋梗塞などの心臓疾患になりやすい性格傾向を明らかにし、それを「タイプA行動パターン」と名付けた。
○目標達成欲が強い。
○目立ちたがり、出世欲が強い。
○精神的・肉体的に著しく過敏である。
○仕事を遂行しようとする欲求を強く、かつ持続的に持っている。
○几帳面で責任感が強い。
○せっかちである。
○攻撃的で競争心が極めて旺盛である。
○他人から認められたいという気持ちが頭から離れない。
○いつも期限付きの仕事をたくさん抱えている。
○心身両面にわたって仕事を早く片づけようとする習慣や傾向が身についている。
○物心両面で極度の気配りを忘れない。
○いくつものことを同時にしてしまおうとする。
○自分に村しても他人に対しても不満を持ちがちである。
○完壁なものを求めるので、できなかったことがあるとショックが大きい。
いくつも当てはまる方がいるのではないだろうか?
自らのスケジュールが真っ黒でないと気が済まず、ストレスの多い生活を選び、ストレスに対しての自覚があまりないまま生活する傾向がある。
タイプAの行動パターンは社会で成功するための1つの条件ではあるが、心臓病には注意が必要だ。