仕事でストレスがかかった方が右脇腹がおかしいという。本来なら病院で超音波をしてもらい所だが、本人は肋間神経痛かも知れないので診て欲しいという。身体を診たら心臓、膵臓に異常部位が集中している。「相当なストレスだったのでしょう。」と言ったら、「かなりなものです。」と言う。ストレスは末端に出るので脛など治療しても全く反応しない。心臓の反応も強い。胃を診たら腹圧は高いし、スタマックラインの反応も強い。何処を診てもストレスの強さばかり目だった。そして膵臓の反応を診てビックリ。かつてないほど硬い。これは一気に甘い物を食べたことがわかったので、本人ら聞いたら、「1日連続で食べていません。昼と夜に分けて食べました。多少、多かったかも知れません・・・・・。」ストレスを発散しようと今まで甘い物をセーブしていたが、一気にタガが外れた。今までで最悪である。おそらく胆嚢はこの影響を受けたことが容易にわかったので、まずは食生活の改善の話をした。膵臓や胃にはクエン酸がいい。梅干しなどは最高である。そしてカロリーを少し落として頂いて、野菜を勧めた。パセリ。セロリ、大根、水菜、レタス・・・。殆どカロリーがない。こういう話をすると「え、・・・。」となる。最近頻繁に、「砂糖は麻薬」と言っているが、治まる気配が全くない。特に女性の場合は、「ストレスは甘い物で解消」という条件反射が脳の中に出来ているのであろう。本当に困ったものである。