義理の父の肺炎

常連さんの義理のお父さんが肺炎で入院したという。年は92才、一時期は危なかったそうだが、何とか退院出来たという。嫁の立場で、担当医に「肺炎の原因は何ですか?」と聞いたら、「この年になると菌の特定がうまく出来ません。おそらくこの抗生剤でいいと思いますが、熱が下がらなければ変えます。絶対大丈夫とは言いませんが、ダメならまた変えます。おそらく大丈夫だとは思います。」と少し頼りがないという。医者も原因が特定できないのだから絶対この抗生剤でいいとは言いにくい。気持は良くわかる。こういう場合はどうしたら良いかというので、「まずお父さんは腸の具合は悪くない?」と聞いたら、「毎回便秘と言っている。」と言う。では少しあなたが飲んでいる乳酸菌を分けてあげなさい。その時にお父さんに、「腸の具合が悪いと感染を起こしやすいです。そして起こすと治りにくいから、乳酸菌を飲んでください。私が少し強い乳酸菌を使っていますので試してください。」と言いなさいと伝えた。義理のお父さんにしてみれば、嫁の申し出は有り難い。常連さんが寺子屋方式で普段学んでいることが役に立つ。年を取って人から心配して戴いたり気遣って戴けるのは本当に心に残るそうである。自分が学んだことが人の役に立てば本物である。

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