常連さんが結婚式にお呼ばれで明治記念館に行ってきたという。またまた歯列矯正中であまり食べられないかと思っていたら、すべて美味しく戴けたという。理由はどうも、明治記念館のシェフがお年寄りにも美味しく食べられる工夫をしていたようだと言う。この常連さんも自分が歯列矯正をしていなければ気がつかなかったと思うと言っていた。以前テレビで観たが、何処かの介護施設で社長が、「入居者が食事を残す。どんな方にも美味しく、喉に詰まらなくなるよう、食事を研究しろ。」と料理人の指示を出した。料理人も前例がないので、喉ごしや誤嚥などを研究したという。野菜の大きさは4cmではなく、2.5cmのようにサイズと食べやすさ、喉ごしを実験した。とろみも何でもつければいいということではなく、食感から割り出し、とろみの量を調整した。苦心惨憺の上完成したら、入居者の評判が良く、食事を残さなくなったという。今後はこういう研究が進むのではないだろうか。病院食なども大分進んではいるが、ディナーにはかなわない。お年寄りに優しい研究をするだけで産業になるのではないだろうか。
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