これは聞いた話だが、良いお酒を造るために発酵は大事だが、どういうわけかちゃんと発酵する時と腐敗する時があるという。
酒蔵にしたら腐敗しては仕事にならないから、徹底的に腐敗の原因を調べたら夫婦喧嘩だったというという。
夫婦喧嘩をすると発酵が止まるという。
本当かなぁと樽の前で喧嘩をしたら、菌が人の話を聞いて入るみたいに発酵が止まったという。
逆にイチャイチャしたら、発酵し始めたという。
すぐにはこの話は信じられなかったが、よく考えてみると子育ての時、親が喧嘩ばかりしていると子供の精神発育に良くない影響があることは誰でも知っている。
人の身体は菌だらけである。
腸内細菌や皮膚の表面も常在菌だらけ、口の中も菌だらけである。
この菌が言葉や雰囲気、場の影響などで良くも悪くもなる。
子供が精神的に不安定な時は腸内細菌が影響を強く受ける。
その関係で頭が働かなくなるのである。
日本酒やどぶろくも同じ事が起こっても何も不思議はない。
よく精神的に悪くなった時、「気分が腐る」というが本当に腐っているのだと思う。
良い子供と良いお酒を飲みたければ夫婦円満でイチャイチャすれば良い。