ネットワーク論その3

前回のメルマガ配信の続きでネットワーク論その3を書いてみたい。

「パソコン病と眩暈(めまい)」
パソコン病の最大の問題は腕のこりである。クリック病というかマウス病というか人差し指の使いすぎである。
これが慢性化すると肩こりと首のこりが起こる。
それでも負担をかけ続けると首のこりから首のゆがみに悪化してしまう。
首がゆがめば頭に行く血流が悪くなり、耳への血行も影響して眩暈を起こす。
こうなると眩暈を治すために「腕のこり」をなんとかしなくてはならない。
これが眩暈の患者の腕を揉む理由である。

「胃酸過多とお尻の痛み」
食べ過ぎたりで胃酸過多になると「小野寺臀点」と言って、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の圧痛点が反応する。
場所はお尻の上の方だが、この反応点はよく出る。
胃腸の反応が良く左側に出る事から、食べ過ぎと左坐骨神経痛の話は何度か書いている。
また食べ過ぎで腹筋力が弱まり、腰に負担がかかる事からも坐骨神経痛を起こしやすくなってしまう。
坐骨神経痛になればその神経の通り道のお尻は痛む。
食べ過ぎるとお尻が痛くなるわけだ。

「下痢と膝痛」
膝の治療のポイントは大腿四頭筋(太腿の前)である。
膝自体(骨や靱帯、半月板など)に問題が起こる事は数から言うと少ない。
殆どは大腿四頭筋が硬いか筋力がないかである。
そんな時、下痢をすると大腿四頭筋の後ろの筋肉(ハムストリング)が反応する。
ハムストリングは下腹部の反応点である。
下痢によってハムストリングが硬くなり、その影響で大腿四頭筋に負担がかかり、膝痛を起こしてしまう。
これも回り回って膝にくるという話である。

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