最近、我々の業界では「握力が低下すると病気になりやすい」ということがここ数年言われている。初めてその資料を見たときは半信半疑だったが、徐々に大規模実験の結果や詳細が発表されるに従って納得して信じるようになってきた。では何故握力と関係しているのかだが、全身の筋肉を使うと体の中で筋肉を合成する物質が作られる。特に「IGF-Ⅰ」は、血中で全身に届き、筋肉をどんどん作ることがわかってきた。つまり全身の筋肉量を握力は反映しているという事だ。身体を鍛えれば握力も上がるという事だ。このデータを見てから、生涯現役で益々手を使おうと思ってしまった。
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