最近急激に冷えたせいで、坐骨神経痛や腰痛、不眠症を訴える患者さんが増えた。話を聞くと、「気温が下がったのは分かっているのだが、少し厚着をして乗りきろうと思った。ホカロンも貼っている。」と言う方が多い。身体を診ると完全に血行不良で厚着やホカロンでは全く対応出来ていない。ではどうするかである。「発汗」しかない。風呂で下半身か胸まで入り(心臓が苦しくなければ全身浴)、おでこに軽く汗がにじむまで温める。こういう話を書く度に、「給湯器の温度設定が38度から43度くらいまでは0.5度単位にして欲しい。」と思ってしまう。給湯器メーカーの方が来たら言おうと思っているが、40.5度とか41.5度にしたい時がある。私などは毎朝発汗しているが、寒い時期でひたいから汗が出るまで20分程度かかる。夏だと10分以内である。下半身しか温めていないのにおでこに汗をかくということは全身回ったと言える(心臓が苦しくなければ全身浴)。パナソニックの足浴器もあるが風呂にはかなわない。熱量が違う。今までも腹巻きを勧めたが、最近はユニクロでも格好いいものが出ているという。出来れば薄手で目立たないものがいいのであろう。貼るホカロンも皮膚に直に腫れるもの(直貼)がある。これなら温度が一定で服の上から張る物より効率的である。よく皆さんが間違えるのが、「保温と加熱」である。厚着などは「保温」で本人の血流が勝てば血行不良は起こらないが、冷え性の方には「加熱」しなければならない。それも相当。厚着だけでは足りないのである。そこを理解しながら、必要に応じて厚着や風呂などで調整して欲しい。
お問い合わせ
TEL:0120-489-891
携帯:03-3474-5559
業務改善のため、通話は録音させていただいております。
金曜定休
電話受付10時~23時
東京都品川区南品川2-11-4
メルマガ購読(10日に一度配信)
最近の投稿
訪問者数
- 24今日:
- 738686総計:
- 5947月別: