胃腸で食べる

タイトルが当たり前のような感じだが、言いたいことは、「目で見て食べたいと思う物を食べない。」ということを言いたい。美味しそうに見えて食べたらお腹を壊した経験は誰もあると思うが、それは「目と脳」で食べている。食べたいと思ったから食べているわけである。食べて体調を壊せば、「こんな事になるとは思わなかった。」と言うだろう。ではどうやって胃腸で食べるかであるが、実はこれは前もって予測できないところにジレンマがある。過去の経験で、昔これだけ食べた時は体調は何ともなかったが、多めに食べたときは便秘をしたなどのように過去の経験値から割り出すしかない。何度もやっているうちに、ある程度自分の適量が分かってくる。それは殆どの方にとってかなり少ない量であろう。若い時ならカレーをお腹がはち切れんばかりに食べて、食べ終わったらまぐろのように寝ていた経験もあるだろうが、40才を超えたらそれはやめた方がいい。食べ終わってからの体調の良さが大事な基準になる。テレビを見てもデパートに行っても食欲をそそる情報しか入ってこない。「目と脳」で判断していたら太るだけである。中々こういう話はありそうで聞かないので、これからの季節、少し注意して頂きたい。

 

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