常連さんが、「数年に一度角膜がおかしくなり、眼医者で診てもらっている。『コンタクトをしているの?』と聞かれるがしていない。角膜がやられると痛くて仕方がない。原因もわからず辛くなると通っているだけ。前回は『ウィルスが関わることもある。』と言われた。」と言う。この話を聞いて、最近この方は身体が少し激務でゆとりが全くなくなっている。前回など今までで1番悪く、首のゆがみや神経の興奮があったから、「マウスピースを作ってもらいなさい。」と指導をしたほどである。角膜の炎症がウィルス性ならマウスピースは有効である。マウスピースをつければ顎関節の環境が良くなり、自律神経にいい影響を与える。過緊張から少しでも副交感神経優位になれば角膜も改善の余地がある。特にこのウィルス性の疾患は細身だったり、冷え性、空気や食べ物の通り道の弱い人にはよくおこる。喉が弱かったり、胃腸虚弱の人は注意が必要である。もちろん角膜の問題がマウスピースだけで改善するわけではないが、我々は常に患部周辺の環境に対していつも厳しい目で見ている。
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