骨折とがん

師匠から、「がん患者が骨折をすると骨を治そうと成長ホルモンが出る。これががんの促進因子になってしまう。だから患者には骨折をしないように指導している。」と教わった。以前、がんと食生活でも書いたが、発芽玄米など米が発芽するために植物ホルモンが作用して、がんに対して促進的に働くことがある。がんになると何故か皆さん玄米菜食を始めるが、Bi-Digital O-Ring Testを使って調べた方がいい。プラセンタやイソフラボンなどもそうで、女性が更年期に摂るサプリもホルモン系に関わるものも同じである。こういう治療の難しさは、「がんは腫瘍内科」、「骨折は整形外科」、「食事療法は自己流」となっていて総合的な診断が出来ない。しかし逆の話もあって、身体にがんがなく、年配の人が骨折をするとそれがきっかけで、多少の認知症など治ってしまうという話である。骨折部を身体が治そうとする時に、今まで以上に血流が上がり元気になってしまうからであろう。やはり人の身体はトータルで考えないと対策が取れない。

image_print印刷する