目新しい物が好きな方は危険

今日来た細身の女性の常連さんは、何か新しいことにすぐ眼がいく。インスタグラムなど目新しいものがあるとすぐに飛びつく。健康法に関しても同じで何かの情報を見るとすぐ買ってしまう。先日も青汁を買ったという。我々から見ると青汁が身体にいい場合は意外と少なくて以前、15種類ぐらいを調べたが、2-3個程度しか見つからなかった。当院ではORT生命科学研究所お薦めの、「大麦若葉エキス バーリィグリーン」しか使っていない。買う前に一言言ってくれれば対応出来るのに、買って飲んで調子がおかしくならないと言わない。玄米もそうである。以前から玄米は胃を壊すからよく噛めない方はダメと言っている。胃炎を起こせば腸も嫌がり、腸の機能が落ちれば免疫は下がる。そんな時に乳酸菌を飲み忘れたりしたら大変である。次に人参である。インスタグラムなどでグリーンサラダでは人の目につかないが、人参が入り、色目が鮮やかになると目を惹く。しかし人参の適量は意外と少なくて、よくハンバーグの付け合わせに2つぐらい人参のかけらが乗っているが適量はあの程度である。大量の人参は体質にもよるが、薦めていない。本来人参や野菜療法はアメリカのゲルソン療法からきていて、アメリカの野菜の話である。理由は分からないが、アメリカやオーストラリアの人参はある程度大量にとっても問題がない。しかし日本のものは調べた方がいい。がんの方がよく人参ジュースにはまるが、逆にがんの促進因子になっていることがある。我々は職業柄かもしれないが、新しい物に対して常に懐疑的である。なんでもすぐに飛びついて患者さんに施したら、どうなるか分からない。だから疑いながら探りながら時間をかけて、吟味していく。料理でも今までのものは安心して食べられるが、目新しいものは疑っている。そうなると、「目新しい物が好きな方は危険」と言いたくなってしまう。どちらかというとインスタグラムで話題にならないものがいいと思う。当分はこの考え方は変わらないと思う。

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