皮膚炎で来た方をBi-Digital O-Ring Testで全身調べたら、「喉」と「胃腸」に問題があることがわかった。
よく考えると「皮膚と喉と胃腸はつながっているので運命共同体」ということがわかる。
喉に炎症があればつながっている皮膚まで悪くなる。
ある意味皮膚は、「身体の中の粘膜の状態を表している」と言ってもいい。
慢性的に喉が弱かったり、喘息があったり、逆流性食道炎や便秘があると、皮膚炎はその影響を受ける。
皮膚自体に何か物理的な刺激が加わっていないのに皮膚炎を起こしているのであれば、まずそちらを疑う。
当院はアトピー性皮膚炎は多いが、必ず「喉や鼻」「胃腸」をチェックする。
喉や鼻が悪ければEAT(Bスポット療法)を薦めているし、場合によっては歯周病や顎関節症のこともある。
胃腸も薬で良くなれば良いが、改善しなければ内視鏡を入れて頂いている。
それでも改善しなければフードチェックを行う。
難しい皮膚炎だと、電磁波過敏症もいる。
皮膚炎一つ治すのにもかなり大がかりになってしまう。
常に皮膚炎は、「何かのとばっちりを受けているのではないか?」と疑っている。