細身の女性で腰痛で通っている常連さんがちょっと下痢をしただけで、昔の腰痛が再発したという。この方は2年前に腰痛で来たが、中々治療が難しく、あの手この手といじりながら、何とか日常生活では痛みを感じないレベルまで来た。下痢もそんなにひどくなかったので、本人は2年前の状態に戻るとは全く予想をしていなかった。そういう時は悪い事が重なるもので、たまたま生理中でそれも災いした。いつもの痛み止めを飲んだが効かないので、不安が拡がったと思う。我々から診るとこういう患者さんに出来ることには限界がある。8割程度の痛みは取れるがその上で完治まで持って行くには、「断食」と「筋トレ」は外せない。「何を食べても下痢しない胃腸」と「多少の無理をしても耐えられる下半身の筋力」は必要である。以前から少し話はしているが、日常生活で腰が痛くなければ中々努力するケースは少ない。今回のことで少しは懲りて「断食」と「筋トレ」はやるだろうが、下痢をした瞬間にいち早く下痢を治す方法なども知識としては持っているといいと思う。正露丸は有名だし、乳酸菌もビオフェルミンで普段より大量に飲むと効く場合がある。普段7-8錠なら15錠以上飲んでも大丈夫である。痛み止めも生理がらみとなると普段の薬より、生理に特化した薬の方が効いたかもしれない。当院では以前婦人科の医者に教えてもらった、「エルペイン」を薦めている。普段の薬は筋肉痛に対して効くのが、生理が関わっているとなると少し薬が違う。下痢した瞬間に「正露丸」「乳酸菌」、生理痛を感じた瞬間に、「エルペイン」を飲んでいれば2年前の腰痛にはならなかったと思う。やはり難あって有り難しである。ここを頑張ると完治が見えてくる。
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