私の一体何が間違っていたのでしょうか?

いつも五十肩の治療をしている常連さんが、珍しく腰が重いという。話を聞いても腰に悪い事は何もしていないという。詳しく調べたら大腿四頭筋が相当硬い。それももうかなり時間が経っていることがすぐにわかった。何をしているのか聞いたら、「ジムでステッパーを真面目に踏んでいる」と言う。この大腿四頭筋は以前から自覚が出ないと言っている。普通は大腿四頭筋に負担がかかるのは、「坂を登る」「自転車」「サッカー」などだがまさか「ステッパー」とは思わなかった。この大腿四頭筋を痛めれば普通は「膝痛」が起こる。しかし膝が強い方なら腰に重さを感じるし酷くなれば痛くなる。しかし本人は腰に悪い事をしていないから、全く原因が思いつかない。真面目な方だと、「最近少し年で筋肉が弱くなったから、腰が辛いのだろう。もっと筋トレ頑張らなくては・・・」となり、腰は悪化し、泥沼に入ってしまう。真面目な方ほどダメである。以前にも同じような方が来ていて、とにかく筋トレを辞めない。たまたま親の葬儀でジムに行けなくなったら、腰が治ってしまった。おそらくこういう腰痛の原因がわからず頑張っている方は多いのではないかと思う。以前ブログでも書いたが、痛みがあればまず治療家なのだが、ジムに行ってしい筋トレをして悪化する方は多い。筋トレも筋肉に痛みを感じるまでやらないと効果がないと思っている方がいるが、我々から見たら単に筋肉に炎症が起こっているだけである。最近はプロでもトレーニングは1日おきである。素人が毎日トレーニングするならメニューは少し物足りないぐらいがいい。身体の辛いところは筋トレをして治すという考え方は時に間違っている。おそらくこういう事を知らずに頑張って、腰が辛いままという方はかなりいるのではないかと思う。

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