少し昔の話だが、常連さんが太腿に腫瘍が出来、手術をしてもらうことになった。出来れば綺麗にしてもらいたいという希望があり、病院を選び手術の日程が決まった。最終診察日に患者が、「先生、手術の跡は残りますか?」と聞いたら、「残ります。」と医者に言われ、一気に気持ちが冷め、「少し傷は残りますが、丁寧に縫いますからご心配いりません。ぐらいの配慮はあってもしかるべき。配慮がなく、『残ります』とは何事か、誰がこんな医者に切ってもらうか」と言って、手術を断ってしまった。その後当院におみえになり、その話をプリプリしながらしてくれた。こちらにしてみると、病院も裏で色々と準備をしたり、先生の調整を折角したのに、大変だったろうなぁと思ってしまった。「では今後どうしますか?」と聞いたら、「綺麗に取ってもらいたい。」と言うので、「では形成外科でお願いするといいです。」と指導し、その後無事に手術は終わった。こういう話を聞く度に本当に言葉は難しい。仕事柄、鬱病の人はよく来るが、少し良くなり、仕事が再開できるようになり、「良かったね」と言うと、「今まではどうせ、無職で役立たずですよ」と言われてしまう。そういう経験をして、何を言われても、「そう」としか最近は答えていない。「そう」は相手の話を聞いて受け入れただけ、一切励ましも感想も言っていない。長年の経験でこの言葉が一番安全である。特に鬱病の場合、独毒の精神的に過敏さを持っている。言葉は特に救いにも武器にもなる。
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