この間まで左肋間神経痛で通っていた患者が、「横浜まで2時間程ドライブしたら右腰が痛くなった。」と言う。普通そんな事は起こらないから、詳細に身体を診たら、左太腿が硬い。これはスタマックラインで胃炎の反応なので、「胃がおかしいでしょう?」と言ったら、「1ヶ月前に胃の具合が悪くて医者に行ったら、逆流性食道炎と言われて、薬を飲んだらすぐに治った。」と言う。しかし身体には厳然と胃炎の反応が残っている。筋肉の硬さからて2ヶ月は経っている。理想的には少し胃薬を飲み続けくれれば良かったのだが、症状がなくなれば飲まなくなる気持ちは分かる。こういう胃炎がらみの腰痛は大抵左腰に痛みが出るのだが、右腰が痛いという。背中を調べたら、右の背中の筋肉全体が硬くなっている。これは左肋間神経痛の長患いが原因である。まとめると、「長い間左肋間神経痛で右の背中が硬くなり、2ヶ月前に胃炎を起こした。その胃炎の反応が脚に出ていて、たまたまドライブをしたら少し悪化して、本来は左腰に痛みが出るべきなのに、左肋間神経痛の影響で右腰の筋肉が硬くなった。」こう考えれば辻褄が合う。本人は右腰痛に肋間神経痛と胃炎や逆流性食道炎、スタマックラインから左腰痛の関係など知るよしもない。身体は常に過去を物語って正しく反応している。
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