時々患者さんから、「先生のところは鍼灸なのに、何で色々な病気の患者が来るの？」と言われることがある。確かに鍼灸なのだから、腰や膝ばかりと思っている方は多いだろう。しかし実際は鬱病、アトピー性皮膚炎、鼻炎、がんと整形領域以外で通っている方は多い。これには理由があって、私が全て治せるわけではないが、長年の経験と人脈でその道のプロの先生と交流があるからである。
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まず鬱病であるが鍼を打って治れば楽だが、そんな事は殆どない。やることは、「鼻炎－EAT（Bスポット療法）」「首のゆがみ－マウスピース」「腸を整える」がポイントになる。耳鼻科と歯医者は提携しているところがあるので、簡単に紹介できる。特に歯科はある先生に依頼をすれば、そこからほぼ日本のトップクラスの先生を紹介してくれる。腸は大腸内視鏡が終わっていれば当院でフードチェックや按腹など色々な事が出来る。アトピー性皮膚炎も治療法としては殆ど同じ。フードチェックで食べ物と生活環境（電磁波など）を詳しく調べるぐらいである。がんは師匠が消化器の医者でBi-Digital O-Ring Testのトップなので送ると診て頂ける。漢方の専門家も紹介できるし、整形領域では、神経ブロック、ハイドロリリース、モヤモヤ血管、理学療法士の専門家などトップクラスの先生に直接依頼が出来る。手の専門家・足の専門家・中敷きまで紹介できる。股関節や脊柱管狭窄症の手術も何処がいいかは患者には伝えている。そして患者を見れば何処に送れば良いかはすぐにわかる。ここまで来るといろいろな種類の患者が来ていても不思議はない。結局患者は病気になった時に、「何をすればいいのか」「どこへ行けばいいのか」のかがわからないのである。そこに関して当院は得意である。それを知っている常連さんは何か問題があると聞いてくる。それでいいのである。
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