- 鼻炎に関してはEAT(Bスポット療法)の話になってしまう。
まず10年以上前に難しい患者が溜まってしまった時期があった。
Bi-Digital O-Ring Testをやっていると、「本で見ました」とか「オーリングのホームページで見ました」とか紹介で来るが、どの方も一筋縄では治らない。
鬱病が長引いたり、蕁麻疹が治らなかったり、病名はつかないが筋肉が溶ける病気、全く変化しない耳鳴り・・・など15人ほど抱えて頭を抱えてしまった。
治療家の勘として何となく鼻炎持ちが多いなぁと感じていた。
当時、日に数百通の情報を取り、関係資料を見ていたら、腎臓内科の医者が鼻うがいのことをしきりに書いている資料を見つけた。
気になって調べてみたら、「鼻が悪いと口呼吸になる。そうすると扁桃腺が腫れ、それが腎臓に悪影響を及ぼす。だから腎臓を治すのに鼻うがいや口呼吸をさせないために口にテープを貼る」という解説をしていた。これには少し興味を持ち調べていくうちに、Bスポット療法と言って(今はEAT)、鼻の奥に上咽頭炎と言って免疫に関わるところがある。そこに炎症があると、色々な病気が治らない。逆を言うと上咽頭炎を治すと難病治療ができると書いてあった。これは目から鱗で、すぐにその学会に関係ある方に来て頂き、お話を伺ったら、こちらが治せない方達の特徴がすべて書いてある。特に初めて説明を受けた時に見せて頂いた資料の中に、「子宮頚がんワクチンで、若い女の子が寝たきりになってしまうケースがあります。EAT(Bスポット療法)で治せるのです。」と言われ、動けなくなった少女の治療風景を見たが、鼻を擦るだけで、寝たきりの子が歩き出せるようになっている。投薬などは一切使っていない。これに衝撃を受け、当時溜まっていた患者全員、EAT(Bスポット療法)に送った。何十年来の頭痛がEAT(Bスポット療法)2回で3割取れたり、筋肉の溶ける病気の進行が止まったり、蕁麻疹や鬱病が治癒したり、いいこと尽くめである。ただし治療は痛いので我慢は必要だが、こんなに難病に鼻炎が関わっているとは知らなかった。それ以来次々に来た患者をEAT(Bスポット療法)に送り、あまりに患者を送ったので医者からお中元が届いてしまった。その学会は日本病巣疾患研究会といい、本来は医者と歯医者しか入れないが、会長に「どうしても勉強したい」と直談判して入会させて頂いた。
まだまだ知名度は低いように思うが、下記の症状によく効くので是非お試し頂きたい。
【適応症】
急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎
急性扁桃炎、後鼻漏や頭痛を伴う慢性副鼻腔炎(蓄膿症)-片頭痛・頭痛全般
アレルギー-鼻炎、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー
病巣感染性疾患-IgA腎症・掌蹠膿疱症
神経系疾患-パーキンソン症候群、多発性硬化症、てんかん、けいれん
膠原病-関節リウマチ、SLE、潰瘍性大腸炎、シェーグレン症候群、自己免疫性疾患
不定愁訴-自律神経失調症、鬱病、冷え、めまい、耳鳴、難聴、目の奥の痛み