常連さんがかなりひどい下痢をしたという。正露丸を4錠、日に3回飲んでも効かず、困ったという。しかし食事に関しては全く思い当たることがなく、原因がわからないという。胃炎に関しては梅干しが効き、何故か下痢に関しては薬膳カレーが効いたという。この話を聞きながら、「子供からうつるウィルス性の胃腸炎？」と思い話を聞いたら、「下痢をした日に子供達と接した」と言う。ロタウィルスかノロウィルス、アデノウィルスかはわからないが、子供からウィルスをもらったと考えれば説明がつく。こういう場合、ウィルスに対して特効薬はなく、下痢が続くなら脱水に関しては注意が必要である。少しこの薬膳カレーを調べてみたら、店で食べる場合、その正確な成分はわからないが、おそらく「ターメリック、クミン、コリアンダー、ジンジャー、ニンニク、ペッパー、シナモン」であろう。いずれも薬効に「胃腸の機能改善」がある。これは少し意外であった。やはりインド人は下痢対策もちゃんとしていたと改めて感じた。そして今後もそういうことが起こるだろうから、子供と接する時は、胃炎用に梅干し、下痢に関してはビオフェルミンなどを多めに準備をして、接する前に薬膳カレーを食べれば万全である。
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