身体を痛める治療

常連さんがZoomの会議ばかりで忙しく、上半身のこりがとれない。話を聞いたら、以前のように出張があると適度に息抜きが出来るのだが、Zoomになってしまうと連続で会議が入ってしまい、息つく暇もないという。今ほど忙しくない時には、適度に外出をして気分転換をしていたが、今はそんな事は出来なくなってしまい仕事だけだという。これでは上半身にばかり血が集まり、こりが取れるわけない。一つの解決策として、脚を叩いたり、また傷を作って、足に血流を呼び込むといいという話をした。これは大分前だが、京都の物書きの先生が東京まで来る時に必ず夜行バスを使うという。一度だけ担当の編集長がバスに同行したが、9時間もきつい姿勢で乗っていて腰が痛くなり、もう二度と夜行バスには乗りたくないと言っていた。当時この話を聞いて何故夜行バスを使うのか、理由はわからなかったが、もしかして物書きの先生だから、頭ばかり使って今日の常連さんと同じような状態になっていたのではないだろうか。物書きの先生は高速バスに乗って腰が痛くなった後、何故か頭がよく回るのを感じていたのではないだろうか。今日はそんな事を感じた。

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