常連さんが喉が痛く咳が出るという。元々喘息がある方なので、注意深く呼吸器の反応点を調べたら、さほど悪くない。だったら抗生剤も飲んでいるし、咳はやがて鎮まるだろうと考え、喉の痛みを何とかしようと駆風解毒湯の話をした。これは喉の痛みによく効くので以前から何度か書いている。そんな話をしながらハムストリングを治療したら、異常に硬い。これは下腹部に問題があることを意味しているので、話を聞いたら、「ちょっと便秘が酷い」と言う。試しにお腹を触ったら、明確にしこりがある。「4-5日出ていないんじゃない?」「便秘薬を切らしちゃって・・・」と言う。こうなると咳を止めるための抗生剤も便秘に一役買ってしまうことになる。「この便秘だと話は変わります。痛い喉と腸はつながっていると分かりますよね。腸が便秘と抗生剤で駄目になると粘膜の状態が悪くなり、咳でも喉の痛みでも治りにくくなってしまうのです。喉に口があれば、『腸君の具合が便秘で1週間も出ないから喉の粘膜の状態も悪くなってしまう。そんな時に咳が出ちゃったから、全然治らないよ。便秘薬で腸を整えておいてくれたら、こんな喉の痛みも咳も今よりずっとマシなのに・・・』と言っているでしょう。」と説明したら、「え、関係あるのですか?知らなかった。」と言うので、「こうに全身を診て今の病状を考えるのは、我々が一番得意としているところです。耳鼻科で便秘の話は出ませんから・・・」と少し鼻を高々説明をした。
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