常連さんが「正月スキーに行って食べすぎたから、きっといつもの過食の反応が出ていると思います」と言う。しかし身体を診たら、食べすぎによる胃炎や腸炎の反応などが全くなく、「本当にいつもより食べたのですか?」と聞いたら、「3日間食べまくりました」と言う。これはどう考えたらいいのか悩んでいたが、以前も登山をして思いの他調子が良かったことを患者から言われ、「適度な運動をしたことで胃腸機能が上がった」と気がついた。この方は普段はデスクワークで身体を動かすことは殆どない。いつもは「頭のイライラ」や「目の違和感」などで来ているが、中々治療効果は素晴らしいとは言いにくい。手足の骨格筋と内臓筋は、正確に言うとしくみは違うが、筋肉であることには変わりがない。手足を動かし、自律神経が整ったことで食欲が出て、いつもより過食しても簡単に消化したのだと思われる。実はこの事は『たまたまそう言うことがあった』では終われない。今後この患者が自分の体調管理において、どれだけ運動が大事かを教えてくれているわけである。ここを悟れないと身体にしてみたら、「折角、動いてくれたからわかりやすい反応を出したのに・・・」で終わってしまう。ある意味人生の転機点なのである。そんな事を説明したら、「過食で怒られる覚悟できたら、そんな話になるとは思わなかった」と言っていた。常に身体は受けたものに正しく反応している。その中で今後の健康管理に大事なサインを出しているが、中々そこは悟れないものである。今の正月明けの時期、ただ食べすぎたではなく、身体の声を聞くには絶好のチャンスである。
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