これは経験的に言えることだが、例えば乳がんの手術をしたとする。
そうすると必ず他にも何か異常がある。
例えば子宮や卵巣など婦人科の問題、鼻炎、喉、食生活、生き方･･･。
当院では検査で引っかかったり、手術をした後は必ず他もちゃんと調べるように指導をしている。
がんにしても食生活や過度のストレス、過酷な生き方なとがかかわっていれば､どこか一ヶ所の問題だけでは済まない。
たまたま手術で取ったところは一番悪かっただけで、他にも何か問題を抱えているはずである。
また他からの影響で発症したかもしれない。
今までの経験でいくつかあげてみたい。
「坐骨神経痛と胆嚢炎」
「肩の痛みと辛いものの食べ過ぎ」
「咳と痔」
「鬱病と鼻炎」
「寝違いと噛み合わせ」
「胃炎と膝痛」
「パソコン病と眩暈（めまい）」
「胃酸過多とお尻の痛み」
「下痢と膝痛」
「頭痛と胆嚢炎」
「胸の痛みと食べ過ぎ」
「足の浮腫と難聴」
ここに挙げたのは一部である。
出ている症状と別の所に原因があったり、回り回って症状が出たり、出た症状は今後もっと色々と症状が出る序章に過ぎなかったりする。
こんな時は、「○○の病気になったのだから他にも何か問題があるに違いない。」と思うといい。
病気が出たときは身体を総点検する良い機会ある。
ここを疎かにするとその後5-10年にまた何か起こる。
ここを「人生の中での身体の総点検、メンテ時期」と思えば、10年はうまくいく。
こんな所に人生の分かれ道がある。
