以前お茶をやっている方から、「懐石料理の懐石って『ふところいし』と書くでしょう。昔おもてなしをするときに、うちには何もありませんが、せめて石を懐に入れて温めておきましたので、これで少し暖を取って下さい。という意味で、懐石と言うのです。」と教えて戴いた。よくお酒を飲む方が、「締めのラーメン」と言うが、私は何を締めているのかが解らずかなりの方に聞いたが、誰も答えてくれない。懐石料理でも締めにご飯が出る。これはそれまでの前椀、中椀などではお腹がいっぱいにならず、足りないでしょうから、ご飯が出るのである。しかし最近の料理は量が多く、ご飯に行くまでにお腹一杯になってしまう。そのあと、デザートやアイスクリーム、コーヒーと出る。食べすぎではないだろうか。元々懐石料理で締めていたものが言葉だけ残り、これだけ過食になってお腹がいっぱいでもまだ締めようとする。少し懐石料理の根本精神を見習いたいものである。
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