夏休みを取りすぎて坐骨神経痛発症

いつもは右腰痛で通っている常連さんが、「私も年だし、今年は少し長めの夏休みを取りたい」という事で、例年は2週間の所を今年は3週間休みを取ったという。しかし休みを取りながらも、何故かいつもと違う左腰が痛くなったという。身体を診たら、完全にクーラー病である。仕事は少し動き回るので、多少クーラーが効いていても何とかなる。しかし夏休みで身体を休ませなくてはと思い、外出もせず3週間居たら、身体が完全にやられてしまう。今までにない左坐骨神経痛が起こってしまった。この方には、「この仕事をしていると、年配の方がよく、『仕事でバタバタ動いていると、たまには少し休みたいと思っている時の方が身体の調子は良かった』と言っています。夏休みを増やしたのは間違いです。今度は春休み、秋休みなどちょこちょこ休みを取って夏の季節の休みは1週間か10日程度でもいいと思います。」と言ったら、「本当にそうね。こんな事が起こるとは思わなかった。休みさえ取れば身体は回復すると思っていたのに・・・」と言っていた。ここ数日少し涼しいですが、今の季節まだまだクーラー病の患者さんが日に2-3人は来ます。油断してはいけません。

image_print印刷する