足首は回らないし、アキレス腱は伸びない

学生時代によく、「準備体操で足首を回せ」と言われた経験が誰もあるだろうが、正確に言うと「足首は肩関節みたいにぐるぐるは回らない」が正解である。では何故、回せという言い方をするかというと、「複数の関節がズレながら角度を変えている」ので、回っているように見えるからである。同じように、「アキレス腱を伸ばせ」も間違っている。「アキレス腱は伸びない」。もし伸びてしまうと、「足で踏み込んだり、蹴ったり」が出来なくなる。伸びないから安定しているわけだ。では実際何が起こっているかというと、「アキレス腱の上のふくらはぎの筋肉(腓腹筋)や、そこや周辺の膜が伸びている」。よく患者さんから、「足首を回したり、アキレス腱のストレッチをして伸ばしています」と聞くが、聞く度に違和感があった。少し覚えておいてほしい。

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