トライアスロンをやっている方の足の指の痛みがなかなか治まらない。何とかレースは出ているのだが、あまりに長いので何とかならないかという。以前は足底板で改善したが、段々マラソンなどのスピードも上がり欲が出てくる。考え方として下記のような提案をした。
■関節にてを加える方法
- レーザー治療
- 関節を開けてみる-MRIを撮り、専門の先生に手術して戴き、中を様子を探る
- 痛む関節周辺にお灸をすえる
- ホットパックで暖め続ける(今まで冷やし続けて痛みが取れない)
■周辺を整える
- 中殿筋や内転筋を鍛える
- 足底筋膜をreflexologyなどで整える
■脳をだます
- 痛む足の左右対象点に痛みを作る
- 頭に反応点を求め鍼を打つ
こんな話をしたら、「結構やり方あるのね。しかし専門の先生からこういう話は出ないどうして?」と言う。それは簡単で、「専門の先生は自分がかかわっている範囲内でものを考えようとする。しかし我々はどんな手を使っても痛みが取れればいいと思っている。その違いかも知れません。」と言った。まだまだ考えれば治療法はあるのだと思う。以前師匠に、「その病気の治療法はこの世に存在しないのか、それともお前が知らないだけなのか?どっちだ。」と指導戴いた事がこういう考え方になったのだと思う。今になってその意味を噛みしめている。