ブログが効いた腰痛患者

かなり酷い腰痛患者があまりに酷かったので、脊髄専門病院で診てもらったら、ヘルニアや脊柱管狭窄症ではないという。久しぶりに来て身体を診たら、劇的に良くなっていた。何をしたのか聞いたら、「先生のブログをまめに見ています。感じるところがあって、無理をしない話や胃腸に気をつけただけです。」と言っていた。以前の状態が-10とすれば今は-5程度。このままお腹を治せば完治しそうである。話を聞くと身体にセンサーが出来て、「止めた方がいいんじゃない。」と知らせてくれるという。何となく内なる目を持ち、少し体に相談してから色々なことを決めるという。ここまでくれば安心である。あとは時間の問題で治る。酷い時も身体はサインを出していたのだが、無視され続けた。今度の正月、年越しそばを食べた後で、3日間断食すればほぼ治るという話をしたら、「それなら出来そうだ。」と言っていた。自分の中に治るカギがあった。

2017年12月16日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

鬱病を患った医者の講義

あるセミナーで鬱病を患った先生の講義を聞いた。本も書いているくらいだからもうすっかり治ったと思って話を聞いていたら、全然良くなっていない。心の葛藤がそのまま伝わってくる。抜けだせずもがく様子が手に取るようにわかる。診察はされているみたいで、鬱病患者とよく共感できると言っていたが、一度患うと結構根が深いことを感じた。我々が診たところおそらく、半分程度しか治っていないのではないだろうか。しかし診察はあるし、いつまでも休んでいられない。この先生の講義を聞きながら、人は治らないものを抱えながらも前に進まなくてはいけない。良くなりたい気持と希望、良くならない現実と悩み、すべて混ざって生きている。以前脳梗塞のブログで、諦めない気持ちとこのままでいいやという気持ちで書いたが、矛盾する心を持っている。子供の頃みたいに100%晴れ晴れという状況は中々ない。これも修行と言ってしまえばそれまでだが、こういう状況の中でも喜べるものを見つける力こそ、生きる力だと思う。時々は鬱病を患った医者の話を思い出す。

2017年12月14日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

身体がやられないわけがないという考え方

ある社長が従業員の件で悩んでいたという。うちに来た時にはもうすっかり気持ちの面で解決していたので何も言わなかったが、身体を拝見して、「社長、この脛のこりは『歩きすぎ』『ストレス』『冷え』『胃腸障害』です。冷えにも弱くないし、歩きすぎはないでしょうから、『ストレス』か『胃腸障害』です。それも2-3週間経っています。」と言ったら、「え、あの問題は解決しているし、身体に出るの?終わっているんだよ。」と言う。

「では聞きますが、例えばご夫婦で喧嘩をしたとします。ご主人が奥様に暴言を吐いた。当然奥様もイライラする。その後で、ご主人が奥様に謝ったとします。ご主人から見ればもう謝ったんだから良いではないかとなる。しかし暴言を受けた奥様から見れば、謝ったぐらいで消えると思わないでとなる。身体もこれと同じで、気持ちに整理がついたから身体も問題なしと言うことはありません。我々は『身体がやられないわけがない』と言う考え方を持っています。だから常連の社長さんは自分の身体がどうなっているかを知るために通っています。結構やられているなぁとか、意外にそんなでもないとか・・・。自分でわからないので、うちに来るわけです。そして身体のメンテを通して心の安定を図ろうとしています。それぐらい身体のメンテというのは大事です。しかしこういう内容のことがあまり世間では言われません。だから頑張った社長が病気になったときに、『こんな事が起こるとは思わなかった。』と言います。我々から見れば原因と結果は極めて正しいと思っています。おそらく新しい形の社長の健康管理術でしょうね。」

こんな話をした。

2017年12月14日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

医療関係者の一言

中年の女性が動悸でかかりつけの医者にかかった。医者から、「甲状腺も診ておこう。」と言われ、知り合いの看護師から「このままでは危ないから仕事は止めなさい。」と言われ、薬剤師から、「血糖値は?」と言われたという。心臓で行ったのに何でこんなにばらばらなことを言われるのかわからないと言ってきた。「なるほど確かに言われた内容はばらばらですが、皆意味があって言っています。まず甲状腺の機能が亢進してしまうと心臓がドキドキします。だから医者が念のため調べておこうと言ったのです。次にストレスがかかると高血糖になります。これも調べておくといいです。この状態が続くと副腎と言って腎臓の上にある臓器が頑張ります。高血糖は血管をもろくするのでこの状態が続くと危険です。特に腎臓は細い血管なのでそこに負担がかかると高血圧になって脳や心臓のリスクが上がります。皆さんが断片的にしゃべっていますが、全員素晴らしいアドバイスです。」と説明したら、納得されていた。

2017年12月11日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

東大生と鈍感力

東大を卒業した患者さんは多い。その方達に、「どうやったら頭が良くなるのですか?」と聞いてもあまりいい答えが返ってこない。こちらも色々と聞いているうちにある方から、鈍感力の話を聞いた。「これはある程度東大生に当てはまると思うのですが、少し鈍感な方がいいと思います。例えば受験勉強が辛いのは誰でも一緒です。あまり繊細だと、こんなことは続けられないとすぐに止めてしまうでしょうけど、鈍感だと辛いけど続けられる。止めたいという程辛くない。ただ続けられる。そんなところは違うかも知れません。余程の天才でない限り、頭脳の違いは殆どないと思います。」この答えには唸ってしまった。なるほど友人で東大に行ったのを見ていても独特の鈍感さを持っている。コツコツと言えばいい言葉だが、永遠に辛いことを続けられるのではないかという粘りを持っている。社会に出て勉強だけでなく、仕事でもスポーツでもこれは通用するのではないかと思った。以前に繊細で鈍感が大事と書いたが、ますます鈍感力に興味を持った。

2017年12月10日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

見事な回復力と身体のセンサー

首が中々良くならなかった方が定期的な治療でほぼ治癒した。前回足首を痛めて原因を探ったら、靴だった。すぐに靴を止め、本日診たら見事なまでに回復している。この回復力は特筆すべき見事な状態である。日々のメンテもそうだが、この方はBスポット療法を定期的に受け、身体のセンサーを非常に高い状態に保っている。だからほんの少し体調が悪くてもすぐにわかるし、原因を取り除いた途端からだが急速に元に戻ろうとする。メンテをやっている方が全員こうなれば良いが、中々こう言う方は少ない。こういうメンテが我々が理想とするところである。身体のセンサーを高め、何かあればすぐに対処して患う時間が短い。時々はこういう優等生がいる。

2017年12月9日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

辛いお見舞いの時にすべき事

自分の体調が良くないのに、人を見舞わなければならない時はある。病院に行っただけで具合が悪くなりそうである。私などは職業なのかどうかわからないが、病院にいると元気になる。仕事でも難しい方に囲まれるとエネルギーが出る。数から言ってそういう方は少ないだろう。では実際どうするか?お見舞いの前後に贅沢をするといい。ある方には「お見舞いの前に5000円のうなぎを食べて行きなさい。お見舞いが終わったら、8万ぐらいの服を買いなさい。そうするとなぜかお見舞いで疲れなくなります。以前、ある女社長がストレスがひどい時に、最大限のオシャレをして、ロールスロイスの送り迎えで最高のレストランで食事をすると癒えると言っていましたが、人にはそういう真理があります。理由はわかりませんが、これは知恵です。」「そうですか。8万円の服は買えませんが、5000円のうなぎなら頑張れば何とかなります。考えただけでも楽しくなりますね。」「そうです。お見舞いの前に5000円のうなぎを食べなくてはならない。お見舞いのことを忘れそうです。その後にまた高い買い物をしなくてはならない。頭がうなぎと買い物で一杯になっちゃう。そうなればあっという間のお見舞いに感じるはずです。やってみて下さい。」特に女性の場合は効き目があるのでお試し頂きたい。

2017年12月7日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

やり手社長の落とし穴

ご紹介でITの社長が来た。見るからにやり手で身体もがっちりしている。筋肉の質はスーパーライオンタイプ。しかし腕を診るとかなりひどい。腕は「ストレス」か「使いすぎ」なので聞いてみると、そんなに手は使っていないという。そうなるとストレスしかない。そして体重を聞いたら、「20才は72kg、今は50才で86kg」典型的な「男の38才説」の12年後である。若い頃と比べて15kgも太ったら、腰はもたない。そして首を触ったら、何とも言えないぐらいモヤモヤしている。これは我々の感触なので言葉では表現しにくいが、他の身体の部分に比べてよどんでいる。これは鼻炎を意味する。聞いたら、アレルギー性鼻炎と花粉症が長いという。これは典型的な社長に多いタイプで身体の種明かしをした。「20才から段々太り、体重が増えていきながら、鼻炎が悪化したでしょう。鼻炎だけで15年ぐらいの歴史を感じます。おそらく、社長自体が何でもポンポンできる方なので、スタッフの方の仕事がまどろっこしくてイライラしているでしょう。それを食べて解消して太って、鼻炎が治らない。社長の身体自体が特別で他の方に同じようなことを求めることが間違っています。自分がウサギでカメを見て、何をやっているの?と同じ事です。人は思ったとおりに動きませんから、それを食べて太って自分が不健康になるのは結局会社のためになりません。15kg減量指導をします。今お伝えした内容にご反論があればどうぞ。」「・・・・・・・・・・・・。全くありません。」このタイプの社長は多い。我々はドツボ組と呼んでいる。

2017年12月4日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

究極のがん治療は皆同じ

長年仕事をしていると、がんの勉強も必要になってくる。
西洋医学の手術、抗がん剤、放射線に対して疑問を持ち、代替補完医療を求める先生も多い。
どういうわけか最先端の勉強をしている先生程、限界を感じるのか代替医療を学んでいる。
そういう先生方とよく学会で顔なじみになるが、話を聞くと皆同じ事をやっている。

1.食事療法-マクロビ、ミネラル、サプリ、乳酸菌、断食など
2.波動-オーリングテストなど
3.マイナスイオンや水素
4.温熱療法
5.精神世界-瞑想、前世療法

殆どこのカテゴリーに入る。
結局、食事を正し、目に見えない物で身体を調べ、身体に良い物を取り、身体を温め、精神的に安定する。
これにつきる。
この項目はどう見ても西洋医学にはない。
これだけ代替医療が叫ばれているということは、究極のがん治療は西洋医学以外で答えが出るのではないだろうか。 

2017年12月4日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

水虫の薬とぎっくり腰

以前から水虫を治そうとして医者から抗真菌剤をもらい、胃を壊し、そうなると腹筋が働かないのでぎっくり腰で来る方が多い。抗真菌剤も3ヶ月飲まなくてはいけないものがあり、殆どの方が胃を壊す。胃粘膜保護剤とか出ればまだいいが、途中で止める方も多い。酷い方は心臓まで苦しくなる。投薬を継続することが不可能である。そうなると別の方法で治療しなければならない。患部に薬を塗ったり、清潔にしたり、氷水に浸けたり、酢に浸けたり、夏なら砂浜を歩いたりと工夫が必要である。抗生剤もそうだが、数ヶ月の投薬はきつい。我々は水虫薬と聞くとぎっくり腰を想像してしまう。くれぐれも水虫対策で胃には気をつけて戴きたい。

2017年12月3日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

食器用洗剤を使わなくてもいい食生活

ここ数日家内が風邪を引いて、珍しく食後の食器を洗いながら感じることがあった。それは習慣で洗剤をつけているが良く見ると、別に使わなくても汚れが落ちるということだ。それだけ油を使った物を食べていないと言うことだ。揚げ物や肉料理、中華だと洗剤を使わないと食器の油は落ちないが、基本的に一汁一菜、豆腐と海苔、納豆、野菜程度のご飯だとお湯だけで十分綺麗になる。昔はご飯茶碗にお茶を入れれば、お茶も冷め、栄養にもなり、洗う方も楽という一石三鳥なのでそうやって徳を積みなさいと教えられた。当時は洗剤などないからちょっとお湯につけて拭いて終わり。洗剤を使わなくても済む食生活がいいのではないかと思った。

2017年12月3日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

病院内で伝わらない情報

乳がんをやった方が、胃カメラの時に嫌な思いをしたという。話を聞いたら、「耳鼻科の先生のあなたは右の鼻が悪いから胃カメラは左の鼻から入れてもらいなさい。ちゃんと先生に伝えなさい。」と言われたという。胃カメラ当日に看護師さん2人に伝えてこれで大丈夫と思ったら、先生がいきなり右の鼻から入れて途中で気がついたがそのまま続けたという。会計の時に事務長が飛んできて平謝りだったという。この話は当院なら、「カメラを入れる寸前に左の鼻からお願いしますと医者に直接言いなさい。」と指導する。理由は簡単で病院で勤務すればわかるが、実にいろいろな事を考えながら仕事をしている。目の前の患者のことだけ考えているわけではない。先生は先生でこの後の患者をどうしようかとか、看護師も病棟の患者をどうしようとか色々考えている。伝わるに越したことはないが、伝わっていないものと考えた方がいい。こんな話をしたら、「そんなものですか?」と言っていたので、「そんなものです。」と答えた。

2017年11月29日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

お手伝いさんで悪化した腰痛

胃腸が原因で腰痛を起こした方が食事制限と胃腸の治療でほぼ完治した。胃腸に負担をかけると簡単に腰が痛くなることは既に体験済みなのだが、数ヶ月ぶりに身体を診たら、完全にもとに戻っている。過食が止まらないという。理由を聞いたら、「新しいお手伝いさんの作ってくれる料理が美味しくてつい食べてしまった。」と言う。こういうモードになると次から次へともっと美味しい物が食べたくなり、お酒もお菓子もどんどん食べたくなる。特にテレビで宣伝をしている、「やめられないとまらない」などのスナック菓子から、ポテトチップなぜかサクサクした物を食べたくなる。以前、砂糖は麻薬と書いたが、サクサクした物はトランス脂肪酸といって、構造は殆どプラスティックと同じである。これがまた体に悪いことをする。こういう油は身体の中の脂肪にたまり脂肪細胞が炎症を起こすと、糖尿病や血管の病気、免疫疾患、がんなどを促進させる。そしてスナック菓子の中の人工甘味料は頭の短期記憶をなくする。だから若い方でも物忘れが起こる。本当に中毒症状である。よく粗食を不味いものと考えている方がいるが、そうではなく、基本は一汁一菜程度であまり糖分が高い物や油をふんだんに使ったものはいけないという話である。しかしこのうまみというか後を引くものは高カロリーか高脂肪である。これにはまると止められない。お手伝いさんが悪いとは言わないが、このサイクルを立たない限り、健康は得られない。

2017年11月29日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

自宅での血圧測定について

患者さんが自宅で血圧を測るときに、すこし問題があるので指摘したい。ます医者にいくと肘を出して水銀柱で測るのが定番だが、腕にマンシェットをまいて加圧していき、動脈を止める。徐々に緩めて聴診器で初めの音が聞こえたときが最高血圧。音が消えたときが最低血圧。今は機械でやってしまうので楽な部分はある。冬はセーターなどを着ていて肘をちゃんと出さないで測ると、非常に不正確になる。服の上からマンシェットを巻いている場合もある。そして機械の中に音を感じるところがあってそれを動脈に当てて計測するのだが、そのセンサーの位置と動脈がわからないとまた不正確になる。その点当院では数年前から手首で測るのに統一してしまった。まず服の影響を受けない。手首に巻くときに文字表示をちゃんと読めるようにするとセンサーが動脈に当たるように設計されている。巻く場所も手首の端に合わせればいい。以前医療器メーカーの機械を使ったが、精度がいまいちだったので、今はパナソニックにしている。これは「手首高さセンサー機能」がついていて正しく測れるように指導してくれる。さすがパナソニックである。持ち運びも楽で壊れない。以前指で測れる機械を使ったが、これも精度がいまいち。そんな経験を積んで今は手首に落ちついている。

 

2017年11月28日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

側弯症の生き方

仕事柄、側弯症の方を時々診る。
曲がりがひどくて手術をした方や、女子中学生で親に連れられてくる方などがいる。
大人になるまだ気がつかず、何かのきっかけで指摘される方もいる。
角度的に15度、25度とひどくなければ経過観察で西洋医学に治療法はない。
中学生ぐらいで指摘される方は、極端な片腕だけ使うスポーツ、テニス、野球、卓球などは控えめにと言っている。
背骨がねじれ、そのねじれを促進するような身体の動きは感心しない。
年齢的にまだ成長期の時は良いが、側弯症の方が問題になるのは社会に出てからである。
仕事が激務になり、長時間労働で休みも取れないとなると途端に症状が出てくる。
我々から診ると側弯症の方は、「7掛けで考えて頂ければ良い。」ということで、根を詰めたり、3割増しの仕事はダメである。
普通の方が10出来るとしたら、そこを7にする。
普通の方が2時間に一度休みを取るとしたら、1.5時間で一度休みを取る。
そうすると時間が足りないから多少長い時間、仕事をして戴く。
身体から割り出した仕事のやり方がある。
このルールさえ守って戴ければ何の問題もない。
食事の量やお酒の飲み方も同じである。
すべて7掛け。
大人になって本人も気がつかないぐらいの側弯症で体を壊す方は皆、この7掛けを無視した方達である。
そして悩んで悩んで仕事を変えようか、止めようかと考えている。
我々から診ると、生き方と考え方を変え、身体を治せば終わり。
単純な話なのに、問題が深刻化してしまう。
小鳥タイプにも同じ事が言えるが、少し減らして休みを入れればちゃんと身体はいうことを聞いてくれる。
そして時々身体に、「この仕事が終わったらメンテするからもう少し頑張ってね。」と言えば何の問題もない。
腰や股関節のレントゲンを撮っても答えは見えてこない。

2017年11月24日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

湿布がかぶれる場合の対処法

肩や腰が痛くて湿布をする方は多い。しかし長時間貼りっぱなしにするとかぶれる。貼らないと痛いし、貼るとかぶれる。そんな時は湿布のセロハンを取らずに「固定用伸縮性粘着シート」で身体に貼るといい。

湿布には2つの効果があって、一つは薬効を効かせる、もう一つは冷やすこと。かぶれるのは薬効でかぶれるので、冷やすためならセロハンを取る必要がない。これなら何回でも冷蔵庫保存をしたら使える。ちょっとしたことだが、長年リハビリをやっていると知恵がつく。

 

2017年11月23日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

娘の育て方

最近久しぶりに感動した本と出会った。「働き女子が輝くために28歳までに身につけたいこと」漆紫穂子著、かんき出版だ。実家が学校経営ということもあり、6代目の校長としての奮闘記が赤裸々に書かれている。学校経営がうまくいかなかったときに、なりふり構わずどうやったらいいかを人に聞くと、意外にも親切に指導を頂いたり、若くして教師だった人間が学校経営をやると古株との軋轢に悩んだ話、男性社会でどうやって女性が細やかさを出していくかや、社会人として身につけなければならないわきまえやマナー礼儀など、校長先生が実体験で修行をされた内容が実に細かく書かれている。またその時にどう感じてどう判断し、時には自分の意志ではなかったことも我慢し、乗り越えた話など苦労が伝わってくる。自分の所だけの生徒に限らず、若い娘さんに生きる方向性がやさしい言葉でわかりやすく諭されている。当院ではこの本を娘さんを持つすべての親に勧めている。やがてこの本は若い娘のバイブルになるのではないかと思っている。あまりの内容の濃さにすべてのページに赤線を引き、読み終わった瞬間、何とも言えない底力が心の底から湧いてきた。久しぶりに心が熱くなった本と出逢えた。

2017年11月21日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

座面の高さについて

酷い坐骨神経痛の方が最近気温が低いので、いつもより腰が痛く、椅子が気になると言って来た。

「自宅のリビングは腰が埋もれるからいや。食卓は丁度良い。娘の家も食卓はいいが、ソファに座るとすぐに腰が痛くなる。電車は京急線がいつ坐っても楽。辛いときは嫌な椅子に座るとすぐに分かる。」

この京急線が気になって、座面の高さを聞いてもらった。京急はこういう質問をされたことがなかったみたいだったので、折り返し連絡を頂き、「電車の種類によって多少違いますが、おおよそ42cm。」との回答を頂いた。気になって他の電車を調べてみると大体38-43cmの間。飛行機は48cmぐらいの所はあるが、人が快適に座る高さが分かった。治療院の待合の座面も気になって測ったら43cm、クッションがつぶされると41cm。仕事柄、坐ったあとで立てない椅子は使えない。少しほっとした。この患者さんには今自宅にある椅子を見直し、高ければ足を切らねばならないが、低いのは下駄を履かせれば快適に過ごせるという話をした。今回調べてもらってわかったことは「座面サイズの研究」というサイトがあることだ。参考にどうぞ。

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/6216/zaseki.htm

 

2017年11月20日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

仕事3割増、食事3割減

女性のキャリアの方で忙しく仕事をしている方を診ると、「仕事3割増、食事3割減」と言いたくなってしまう。本来忙しくなればなるだけ、休みが必要なのに、休みの日まで予定を入れるから自分の身体の管理が疎かになる。休むことを仕事とせよは何度も言っているが、殆どの方は「仕事3割増、食事3割増」になってしまう。特に女性の場合は心の安心なのか、エネルギー源なのかわからないが、忙しくなって胃腸を休ませることがほとんどできない。きつい仕事とその後の食事がペアになっていて、ご褒美と思っている。これでは食事を3割減には出来ない。こういう方を診る度毎に何か標語でも作ろうかと思ってしまう。

「忙しい仕事、胃腸は仕事より休息を欲しがっている」

「忙しくなったらお腹より満たそう心」

中々良い標語が出来なくて困っている。

2017年11月19日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

腹筋を鍛えて腰痛悪化

よく整形に行くと、「あなたは腰が悪いのだから腹筋を鍛えなさい。」と指導される。しかし私は40年やっていて腹筋を鍛えて腰が良くなったという方を見たことがない。これは少し言葉が足りないのである。

「お腹の調子が悪くなったりして腹圧が上がると、腹筋が働かなくなる。そうするとその分、腰が頑張るので腰痛が起こる。だから胃腸を治して腹筋がちゃんと働けるようにすることが大事。」

こう言えばいいのに、「腹筋強化」と言ってしまうから、腰を治そうと真面目になった方が、ぎっくり腰で来る。大体腰が痛いときに腹筋運動など出来るわけがない。大事なのは胃腸の調子を整えることである。当院では胃腸調子を整えるために乳酸菌や按腹、フードチェック、絶食など指導しているが、腹筋強化と言ったことは一度もない。それでもちゃんと治っていく。どうしてこういう事が起こるかというと、医者が医学部でそう教わるからである。私は腰痛を持ちの医者で腹筋強化を頑張っている先生を見たことがない。今度整形に行って腹筋強化と言われたら、「先生の患者さんはどういう風に腹筋強化をやって、成果はどれくらいですか?」と聞いて欲しい。殆どの患者は腹筋強化をやらずに少しの安静と食欲低下で胃腸が休むので治っている。いかがだろうか。

2017年11月16日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

正しい機械の使い方

仕事柄、坐骨神経痛の方は多いが自宅で出来る機械をよく紹介している。しかし話を聞くとどうも正しい使われ方をしていない。少し説明したい。

■お尻は低周波がいい。しかし2点をパットで通電するとどちらかが強く、他方は弱く感じる。例えばお尻に「白」、太腿の裏に「赤」とかけた場合、お尻を強くしたいのに太腿ばかり感じることがある。電極を「白」「赤」変えてもお尻が感じないことがある。これは電極のプラスマイナスの問題だけでなく、本人の感覚の問題もある。悪い所は感じにくいものである。機械なので程々と思いながら、当てるといい。

■太腿はバイブレーターがいい。特に膝上。ここは自覚症状の出ないところだから常にどれくらい硬くなっているかを確認するといい。そしてここは骨まで2層構造なので、深いところを刺激して欲しい。ここをバイブするだけでも膝は楽になる。

■ふくらはぎはレッグリフレがいい。強さが強弱あるが、敏感な方は弱でも強い。私は強でやるがある時何回ぐらいまでやれるか実験したら3回が限界だった。4日やると逆にふくらはぎがほぐれるどころか炎症を起こしてしまいかえって腰痛が出る。少し弱いかなぁぐらいで2-3回がいい。

いずれも機械なので、100点を求めず、60点で良しとし、80点なら最高と思って欲しい。

 

 

2017年11月16日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

肩こりを治して苦情をもらった話

若い頃ヤクザの治療をしていて、「先生、いくらかかってもいいからこの肩こり治してくれ。」と言われて1回の治療を2時間、週に2-3回治療して少し手こずったがよくなった。こちらは褒められると思ったらヤクザから、「先生、肩がこっていないのに揉んでもらっても気持ちよくない。マッサージは肩がこっているから気持ちがいいと言うことがわかった。」と言われて愕然としてしまった。これは真理だと後で気がついた。お腹が空いているからご飯が美味しい。汗をかいたから冷たい水がしみるのであって、肩こりもないのにマッサージは何とも感じない。今日来た坐骨神経痛の方に、「あなたは今、坐骨神経痛が早く治らないかと思っているでしょうが、今が1番幸せです。腰の痛みとマッサージ、ツボに入った感覚。痛いところに打たれる鍼などすべて幸せなんですよ。」と言ったら、「確かに。」と言っていた。治療の終わり頃には「有り難き幸せ」と言っていた。

2017年11月15日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

自分の腸を知る

マラソンをやっている方が試合が近いのでメンテに来た。ハムストリングを診ると以前より硬くいかに練習をしたかが分かった。しかしこの方は腸の調子がいまいちで医者に行っても治らず、治療を諦めてしまった。当院で乳酸菌の指導をしたのだがそれだけでは足りない。良い機会なので、次のような話をした。

「1年かけて自分の腸を調べたらいかがですか?何となくスッキリしないのはどんな時か、何を食べたときか、逆にスッキリするのはどういう状況だったのか。私などは仕事だから当然だが、自分の腸にずっと意識がある。若い頃は腸が弱くどうしたら良いお通じがある実験したら、バナナ、コーヒー、ごぼうを食べると調子が良かった。コーヒーも種類が決まっていて私の場合はエメラルドというのがいい、朝のコーヒーというのもいいが、エメラルドほどではない。成分表を見たが理由は分からない。ごぼうも真っ黒金平がいい。腸内細菌など研究が始まったばかりだから、理由よりも実験して掴んだ方が早い。あとは本屋に行くとトイレに行きたくなる。これも理由など分からない。行き慣れは本屋なら何処にトイレがあるか分かっているので良いが、初めて行くところはまずトイレを確認する。それがわかって自分の腸をコントロールできたら最高。数ヶ月ではわからないが1年かければ分かる。それを掴んだ上で筋トレをするのが理想的。」

 

2017年11月14日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

常連さんに落とし穴

仕事柄、身体のメンテは勧めているが、時々の常連さんに落とし穴がある。
最近3例あったので紹介したい。

1.乳がんをやった方が、ご主人と喧嘩して免疫を落としたケース
免疫を上げるために食生活の指導や乳酸菌、温熱をしていて経過が良かったが、喧嘩の後免疫指数が極端に下がっていた。この方には、「まだ若いから喧嘩は分かるが、免疫を下げてがんを喜ばせるのはどうかと思う。まずはご主人を受け入れて、がんを喜ばせてなるものかと思えば、少しは腹が収まるでしょう。喧嘩するのは大体同じレベルだから喧嘩になる。精進してレベルを上げなさい。喧嘩にならないから・・・。」と話した。

2.膝痛で通っている方にお腹との関係を話してしなかった
膝の治療は太腿がポイントであるが、最近気候のせいか坐骨神経痛で太腿の裏まで辛いという。こういう場合は腰痛が簡単に起こるので、按腹をするのだが週に一度治療をしているとすぐに良くなってしまい、そちらまで気が回らず、ある時お腹を触ったら相当の便秘だった。常連過ぎるともう判っているものとこっちが勝手に判断してしまい、お腹を疎かにしてしまった。これはこちら側のミスである。

3.子宮がんを摘出した方に胃炎で簡単にぎっくり腰が起こる話をしていなかった
お腹を開け子宮を摘出しているとどうしても腹筋力が弱くなってしまう。こういう方が何かのきっかけでストレスにさらされると、すぐに胃炎になり簡単にぎっくり腰を起こす。一度お腹を開けた方は胃炎には普通の方より注意が必要である。定期的に来ているときはまだいいが、忙しくなると中々通い続けられる方は少ない。そして半年から1年ぐらいサボるとぎっくり腰で来る。このパターンは多い。

数ヶ月に一度来る方は、この際何でも診ておこうという意識がこちらは働くが、常連さんだとどうしても、「まぁ、大丈夫。またすぐ来るから。」と思ってしまう。そこに落とし穴があった。毎回色々な話をしていき患者さんのレベルが上がってくると、「○○ぐらいは当然知っている。」と勝手にこちらが思い込んでしまう。同じ時期に3人も出たので、ふんどしを締め直さないといけない。よく風邪の季節に内科で、「先生、咳が止まらないのです。」「あなたは毎回、○○だからまた○○でしょう。大丈夫、いつもの薬を出しておくから。」と言われて治らず、大きな病気が中に隠れていたケースはよく聞くが、常に落とし穴のことを考えておかないといけない。大分前だが、「先生、治療に必要なものはなんですか?」「それは素直な心。囚われない心。」と教えて戴いた事を思い出した。

2017年11月14日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中

お腹を揉んで良くなる尾骨痛

以前、尾骨痛に関しては書いた。場所が場所だけに我慢している方は多い。比較的この痛みは鍼がよく効くのだが、それでも長患いの方は鍼を打って楽になってもすぐに戻ってしまう。そういう場合はお腹を揉むと結果が違う。尾骨痛を持っている方は何となく便秘になるとお尻が痛いことを知っている。腹圧が上がったり、重心がずれたり、肛門周辺の神経が興奮したりと尾骨に良いことは何もない。そんな方に按腹をするとよく効く。もちろん乳酸菌や食事指導は大事で、便秘をした上での按腹である。我々にしてみるとこれは理屈が通っているのだが、患者さんは、「どうしてお腹を揉んでお尻が楽になるのか理解出来ない。」と言う。こういう場合も患部だけ診ているのはダメで、お腹全体が喜ぶ方向に持っていかないと尾骨は文句を言う。それが分かれば少しは便秘に気をつけるだろう。何となく患者さんが感じている中に答えは多い。

2017年11月8日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中