EAT(Bスポット療法)について

長年仕事をしていると、どうしても治療がうまくいかない方ばかりになってしまう。
解剖を勉強しなおしたり、セミナーで新しい治療法を学んだり、新刊を読んだりしているが、そんな中ひとつ気になっている治療法がある。
「EAT(Bスポット療法)」である。
鼻の奥に上咽頭(じょういんとう)という部分があり、ここは呼吸をする時に一番始めに空気が体内に入ってくるところで、外部からホコリやばい菌の影響を受けやすくたびたび炎症を起こす。ここに塩化亜鉛を塗る治療法である。
臨床の経験上、歯の噛み合わせや鼻炎、腸に問題がある方はなかなか治療効果が上がらないことは体験済みである。
今までは耳鼻科でチェックしてもらって鼻洗浄などを指導していたが、それだけでは中々難しい症状に対応出来ない。
難病治療にこのEAT(Bスポット療法)が道を開くのではないかと今、考えている。
この治療に期待しながら、どういう結果が出るかワクワクしている。

 

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