症例

マヌカハニーについて

これは以前、オーストラリアの知り合いから聞いたのですが、「マヌカハニーは手術の後、傷口に塗っておくとケロイドを起こさない。」それぐらい抗菌力が強いそうです。中々日本では買えませんが、喉の痛みや傷口には効果があります。 〈Manuka Honey マヌカハニー〉 マヌカハニーとはニュージーランドだけに自生している常緑低い木、マヌカの木(Manuka:マオリ語、学名:Leptospermum scop…

新型コロナについて

新型コロナ感染者が世界でついに100万人を超え、先の見えない不安に包まれている。 当院でも数ヶ月前から公衆衛生の専門の先生や内科の先生から指導を頂き、必要な情報は直接患者さんには伝えてきた。 今後の感染爆発も含め少しまとめて見たい。 1.新型コロナウィルスの元はSARS(サーズ、遺伝子配列が殆ど同じ)で飛沫感染と接触感染でうつる。 2.手洗いやマスクの重要性は何度も言われているが、意外と『毛髪』『…

懲りない方2

テニスをやっている常連さんが股関節を痛めMRIで診てもらったら、「股関節が浅いから無理はだめ。」と言われたという。これは先天的な問題で、股関節が浅くて無理をすると痛みが出てしまう。治療法は股関節を負担をかけず、周辺の筋肉を緩めるしかない。今回のコロナ騒動で週のテニスの回数が減り、身体が楽になったのかと思ったら、今までより股関節が酷い状況で来た。何があったのか聞いたら、「上手な方と試合をやっている。…

懲りない方

坐骨神経痛で通っていた方が、ほぼ治まり準卒業を出した。なぜかその後すぐに来たので聞いたら、「今度はパソコンのやり過ぎで具合が悪く、坐骨まで辛い。」という。腕を診るといかに根を詰めたかがわかる。完全にやり過ぎで神経の興奮とともに、坐骨神経まて反応したのであろう。この問題は殆ど本人の性格に起因する。身体の器が10で心の満足度が15だといつも具合が悪い。15以上やらなければ納得しないし、自分が許せない。…

突然出た足の歩けないほどの痛み

常連さんが突然左太腿の外側が痛くて歩けないという。調べてみると好発部位と言って、よく痛みの出る場所ではない。帯状疱疹かと思い調べても赤いブツブツ(発疹の出ない帯状疱疹もある)がない。多少鼠径部(足の付け根)に腫れはあるものの程度はひどくない。ぶつけたか聞いたが何もしていないという。こういう場所は時々虫刺されがあるので、森に行ったか公園で遊んだか聞いたが何もしていないという。こうなるとBi-Digi…

毛量が気になる方へ

仕事柄、円形脱毛症の方は度々治療する。 1ヶ所でサイズが500円玉未満の方は比較的良く治るが、多発型と言って数ヶ所が脱毛している方は治療成績が悪い。 以前、眼の治療で頭皮に毎回100本を打ち続けた方から、「頭に鍼を打たれたせいか毛の伸びが早くて困る。今までは3ヶ月に1度美容室に行っていたのが、今は毎月行っている。」と言われ、薄毛が気になる方にも時々は打っている。 ある時、円形脱毛症や薄毛の方用にパ…

何故いつも右側から治療するのですか?

今日来た方が、「何故いつも右側から治療するのですか?私の辛いのは首なのにどうして何時も右腕から診るのですか?」と聞いてきた。これは中々良い質問である。これには理由が2つあって、一つ目は首の痛みの原因が首になく、周りの環境に左右されるから腕を診ているのである。腕が硬くなるのは「ストレス」か「使い過ぎ」なので、片腕だけなら使い過ぎだし、両腕のこりならストレスとわかる。腕の硬さを診るだけである程度首の状…

カーレースと経営判断

常連さんが趣味でカーレースを楽しんだ。そのあとから何となく集中力がないので来たという。身体を診ると前腕のこりが過去最悪。どれだけ腕を使うのか聞いたら、ハンドルは重いし、過緊張だったそうなので原因がわかった。以前から「腕と太腿は自覚症状が出ない」と言っているが、まさにその通りである。こういう場合、以前「身体のこりと社長の判断」で書いたが、物事を短絡的に考えい集中力などなくなってしまう。肩こりは異常だ…

「何もしていないのに・・・。」と言う方へ

仕事柄、「○○がこんなに悪くなっています。何をしたのですか?」と聞くと、「何もしていないのに・・・。」という答えがよく返ってくる。 ご本人は何もしていないかもしれないが、身体の中では凄いことが起こっていて、その一部を紹介したい。 まず細胞には寿命があって、壊しながら新しいものを作っいく。 赤血球の寿命は約120日間。 胃粘膜構成細胞の平均寿命は,表層上皮細胞が2-3日、幽門腺細胞が14-20日。 …

最近腰が痛い方達へ

コロナの影響で腰痛の方が増えている。女優さんが舞台がなくなり自宅でのんびりしたり、スポーツジムに通って汗をかいていた方がジムの閉鎖で運動できなくなったり、出張続きの方が事務所で長時間デスクワークをしたり、色々な方に影響が出ている。職種は様々でも身体に出ている反応は1つである。それは腰痛、原因は食べすぎ。今まで身体を使っていて急いで食べていた方が、食事の時間がゆったり取れれば食べすぎてしまう。身体を…

時間を持て余して左ふくらはぎが痛くなる話

常連さんがこのコロナ騒ぎで、珍しく自宅にいる時間が長いという。滅多にないことなので映画を見たり、手紙を書いていたら、左ふくらはぎが痛くなったという。身体を診たら左太腿が硬い。これはスタマックラインなので胃を調べたら、そんなに悪くない。本人も胃に負担をかけていないという。これは常連さんだからわかる身体の変化であるが、この硬さは座り疲れである。「いつもより長時間座っているでしょう。」と言ったら、「はい…

筋肉の質で決まる性格

以前、筋肉の質を「ライオンタイプ」と「小鳥タイプ」に分け説明した。 【ライオンタイプ】 食事も一辺に食べて後はパタンと寝るだけ、不眠などとは無縁。 朝の目覚めはよく、起きてすぐに仕事が出来る。 瞬発力に向き、100m走やダッシュが得意。 空手や剣道、テニスなども得意。 瞬発のスポーツなら特別に練習をしなくてもできてしまう。 ウサギとカメではウサギに相当。 【小鳥タイプ】 スポーツではマラソンタイプ…

メニエール病を顎関節(噛み合わせ)で治す話

眩暈や耳鳴り、メニエール病の方はよく来る。うちは鍼灸院だから耳に鍼を刺すと思っているみたいだが、身体を診ると色々と感じることがある。今日来た方のメニエール病の原因はストレスか鼻炎か、顎関節症か遺伝とわかった。話を聞くと花粉症があり、鼻炎は治さないといけない話をした。顎関節症に関してはメニエール病と密接に関係があるので、歯医者を紹介した。遺伝も話を聞くと母親がメニエール病だという。そういう場合何時ど…

お見舞いと腰痛

常連さんが週に何度か知人のお見舞いに行っているという。緊張した身体は仕方がないとしても、ハムストリング(太腿の後ろ)の硬さがやけに気になる。これは「下腹部の違和感」を意味するので、内臓が動いていないことを意味する。話を聞いたら、看病しながら痛がる患者の横でテーブルもなく、弁当を食べているという。これでは落ち着かない。こんな状態ならいっそ、食べない方がいい。食事をするときというのは副交感神経優位でゆ…

学会参加のコツ-懇親会

これは以前、先輩や本から教わったことだが、学会に参加するにはコツがあるという。今の発表は殆どがパワーポイントになってしまったが、昔はすべてスライドである。発表者が始めに少ししゃべって、「ではスライドお願いします。」と言うと、会場の灯りが消え、何十枚ものスライドでの説明の後に会場の電気をつけると多くの先生が机に伏せて寝ていた。これはよくあった光景である。学会も長いと3日間缶詰である。すべての先生の講…

男骨格について

聞き慣れない言葉だろうが、「男骨格 おとここっかく」と時々患者さんに説明することがある。もちろんこれは医学用語ではない、私が勝手に作った言葉である。以前、「強い形質はバッテンで遺伝する」と書いた。父親そっくりの娘の方が母親似の娘より、強い形質を持っていることが多い。だから女性を治療しながら、「あなた、パパコピーでしょう。お父さんはとてもタフな方でしょう。」と言うと、「そうです。いつもそっくりと言わ…

患者の創意工夫

減量をやっている方が中々成果が出ず、何か良い方法はないのかというので、「食事前にコップで2杯水を飲む。」と指導した。今日来て話を聞いたら、「水ではなく、炭酸にしたら食欲が出ている。全く減量できていない。」と言う。水を飲む話は食前に飲むことで食欲をそぐことである。しかし炭酸水は胃薬なので、炭酸では逆に食欲を出してしまう。胃粘膜の状態が良くなれば食べたくなるのは当然である。やっていることが全く逆である…

交通事故の対処法

病院勤務時代から交通事故の患者さんは多かった。骨折に打撲、手術後のリハビリ、機能訓練とやることは多い。今日来た常連さんが、バイクでこけたという。骨折などはなかったが、あちこち痛いという。今までは首の痛みを治療していたが、こういう事故の後は今までと同じ治療はなかなかできない。まず事故の後、神経が興奮して今までの痛みは感じないが、悪くないところまで痛いと言い出す。そしてすぐに痛む場所が変わる。右かと思…

経過表について

がんでもアトピーの患者さんでも長い歴史を持っている方は多い。場合によっては40年ぐらい患っていて、その間どんなことがあったのか話を伺い、カルテに書くだけでも大変である。しかし話を聞きながらよく感じるのは、時間の経過と病状推移がめちゃくちゃということだ。「あの痛みが出たのは確か、2年前、いや5年前だったかもしれない。」「あの健康食品をやっておかしくなった?いや病院を変えた後だったかもしれない。」こち…

歯科連携

最近は単純に腰痛という方が少なく、アトピー性皮膚炎、鬱病、鼻炎、胃腸炎がらみの方ばかりである。 腰痛なのに胃腸の話をしたり、首のゆがみに噛み合わせやマウスピースの話、EAT(Bスポット療法)の話までしている。 特に首のゆがみには苦い思い出があって、以前ある患者さんが当院で首の治療をした後、歯医者に行ったらすぐに悪化して、我々の治療のもろさを露呈した。 それから鬱病患者も鼻炎と噛み合わせだけでかなり…